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ヒュンダイ・ギャロッパー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒュンダイ・ギャロッパー
前期型
後期型
概要
別名 Asia Galloper(ブラジル)
Galloper TCI(アイスランド)[1]
製造国 大韓民国の旗 韓国ソウル特別市
大韓民国の旗 韓国蔚山広域市
中華人民共和国の旗 中華人民共和国北京市
販売期間 1991年 - 2003年(生産終了)
ボディ
乗車定員 5/7名
ボディタイプ 3/5ドアSUV
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 3.0L V型6気筒
2.5L 直列4気筒(D4BH)
変速機 4速AT/5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,350 mm (SWB)
2,695 mm (LWB)
全長 3,945 mm (SWB)
4,545 mm (LWB、STD)
4,605 mm (LWB、XL)
4,615 mm (LWB、TCI&GSL;)
全幅 1,770 mm
全高 1,859 mm
その他
姉妹車 三菱・パジェロ
系譜
後継 ヒュンダイ・テラカン
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ギャロッパー (GALLOPER)は、現代精工(現:現代モービス)が製造、現代自動車が販売していたSUVである。

歴史

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ギャロッパー(1991年9月-1994年9月)

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エンジンは2.5L自然吸気ディーゼルエンジントランスミッションは5速MT、ロングボディのみの設定で、2列シート5人乗り仕様のスタンダードと3列シート6人乗り仕様のエクシードの2種のグレードがラインナップされた。エクシードは、韓国産SUV初の3列シート車となる。

発売直後からある程度の人気を獲得し、KGモビリティ・コランドコランドファミリー亜細亜・ロックスターなどの競合車より多数販売された。

年表

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ニューギャロッパー(1994年9月〜1997年3月)

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初のフェイスリフトモデル。

年表

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  • 1994年9月22日ヘッドライトを丸目2灯から角目2灯に変更され、サイドフラッシャーもクリアに変更されるなど、外装デザインが変更された「ニューギャロッパー」が発売。2人乗り仕様のバンから9人乗り仕様まで約20種類をラインナップした。同年12月には、累計生産台数10万台を突破。

ギャロッパーII(1997年3月〜2004年1月)

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このモデルは海外へ輸出も行われたが、ドイツ等の一部地域では現代自動車ブランドではなくギャロッパーブランドとして三菱自動車のディーラー網で販売されていた(エンブレム類もをモチーフにした専用のものを装着していた)。

年表

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  • 1997年3月6日にヘッドライトとフェンダー曲線を加えたギャロッパーIIが発売。異形ヘッドライトの採用などにより2代目三菱・パジェロ風の外装となった。 V型6気筒3.0LSOHCLPGエンジンが追加され、稀な四輪駆動LPG自動車となる。また、V型6気筒3.0LSOHC LPGエンジンを搭載した5ドアバンもあった。
  • 1998年9月14日には、ショートボディであるギャロッパーIISのデザインを改良したギャロッパーIIイノベーションが発売。スポーツモデルで、同時期に日本で販売された三菱・パジェロエボリューションを強く意識したと思われるモデルで、大型スポイラー、ワイドフェンダー、ブラックアウトヘッドライト等で差別化はされているが、機械面ではハイパワーエンジン搭載等の大きな変更はない。 ボディタイプは5人乗りのワゴンのほか2人乗りのバンを設定、インタークーラーターボエンジンのほかに通常のターボディーゼルの設定もあった。
  • 2000年には、現代精工自動車事業部が現代自動車へ吸収されたことより、現代自動車ブランドへ移行。同年5月22日に発売された2001年型は、現代自動車のエンブレムを装着し、V型6気筒3.0LSOHCガソリンエンジンが廃止されるなどの変更があった。
  • 2001年2月に発売されたテラカンは、ギャロッパーIIの後継車種として発売される予定であったが、計画が変更され上級車種として発売されたため、ギャロッパーIIはその後も生産が継続された。
  • 2004年1月には、安全性排出ガス規制などにより、テラカンに統合される形で生産終了になった。

車名の由来

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「ギャロッパー」は、「競走馬が全速力で疾走する」という意味を持つ英語の「gallop」[2]の名詞形である[3]

脚注

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注釈

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出典

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関連項目

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