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ヒメコノハドリ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒメコノハドリ属
ヒメコノハドリ
ヒメコノハドリ 亜種A. t. multicolor
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Passeri
上科 : カラス上科 Corvoidea
: ヒメコノハドリ科 Aegithinidae
: ヒメコノハドリ属 Aegithina
学名
Aegithina Vieillot1816
英名
Iora

ヒメコノハドリ属(ヒメコノハドリぞく、学名: Aegithinina)は、鳥類スズメ目ヒメコノハドリ科 Aegithinidae唯一の属である。

特徴

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東洋区南アジア東南アジア)に分布。パキスタンインドスリランカから中国南西部、インドシナ半島パラワン島ボルネオ島スマトラ島ジャワ島バリ島にかけて生息する[1]。鳥類に3科しかない東洋区固有科の1つである(他の2科はコノハドリ科 Chloropseidaeルリコノハドリ科 Irenidae)。

他のコノハドリ類よりやや小型の全長14–17cmで[1]、羽色は黄色(コノハドリ科は黄緑系、ルリコノハドリは青紫系)。

系統と分類

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かつてはコノハドリ科ルリコノハドリ科とともにコノハドリ科 Irenidae にまとめられていた。しかし、他の旧コノハドリ科は現在はスズメ上科であり、カラス上科のヒメコノハドリ科とは系統的に離れている。

ヤブモズ科 Malaconotidaeオオハシモズ科 Vangidae に近縁とする説がある[2]

Sibley分類ではカラス科ヒメコノハドリ亜科 Aegithininae の唯一の属だった。

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4種が属する[3]

脚注

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  1. ^ a b 三省堂編修所、吉井正『三省堂 世界鳥名事典』三省堂、2005年、422頁。ISBN 4-385-15378-7 
  2. ^ Jønsson, Knud; Fjeldså, Jon (2006), “A phylogenetic supertree of oscine passerine birds (Aves: Passeri)”, Zoologica Scripta 35 (2): 149–186 
  3. ^ IOC World Bird List 2.4: Barises Archived 2009年2月13日, at the Wayback Machine. by Frank Gill, David Donsker and the IOC team

外部リンク

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