ヒメウラナミジャノメ
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ヒメウラナミジャノメ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ypthima argus (Butler, 1866) |
ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目 Ypthima argus)は、チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されるチョウ。
特徴
[編集]金環の付いた、ひときわ目立つ蛇の目紋を翅に乗せる、茶色の小さなチョウ。この蛇の目紋は後翅裏に5つあるが、まれに6つから8つほど持つ個体もおり、そのためargusという学名を付された。argusとはギリシャ神話の神で、100の目を持つ巨人アルゴスに由来する。
近縁種ウラナミジャノメよりポピュラー。後翅表にある蛇の目紋がウラナミジャノメでは1つであるが、本種は2つ持つことで区別できる。
生活史
[編集]幼虫は、イネ科のススキ、チヂミザサなどを食草とする。越冬態は幼虫。
成虫は日本全国に分布、春から秋の中ごろまで見られる。ほとんどどこでも見られるが、都心部にはいない。また、あまり暗すぎる林も好まないようである。
参考文献
[編集]- 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2。