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ヒメウラナミジャノメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒメウラナミジャノメ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
または
ジャノメチョウ科 Satyridae
亜科 : ジャノメチョウ亜科 Satyrinae
: ウラナミジャノメ属 Ypthima
: ヒメウラナミジャノメ
Y. argus
学名
Ypthima argus
(Butler, 1866)

ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目 Ypthima argus)は、チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されるチョウ

特徴

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金環の付いた、ひときわ目立つ蛇の目紋を翅に乗せる、茶色の小さなチョウ。この蛇の目紋は後翅裏に5つあるが、まれに6つから8つほど持つ個体もおり、そのためargusという学名を付された。argusとはギリシャ神話の神で、100の目を持つ巨人アルゴスに由来する。

近縁種ウラナミジャノメよりポピュラー。後翅表にある蛇の目紋がウラナミジャノメでは1つであるが、本種は2つ持つことで区別できる。

生活史

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幼虫は、イネ科ススキチヂミザサなどを食草とする。越冬態は幼虫。
成虫は日本全国に分布、からの中ごろまで見られる。ほとんどどこでも見られるが、都心部にはいない。また、あまり暗すぎる林も好まないようである。

参考文献

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  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目

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