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ヒマラヤエンゴサク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒマラヤエンゴサク
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: ケシ科 Papaveraceae
亜科 : ケマンソウ亜科 Fumarioideae
: キケマン属 Corydalis
: ヒマラヤエンゴサク
C.flexuosa
学名
Corydalis flexuosa
和名
ヒマラヤエンゴサク
(喜馬拉雅延胡索)
アオバナケマンソウ
(青花華鬘草)
英名
'Blue panda' Corydalis
Blue corydalis
Corydalis fumitory

ヒマラヤエンゴサク(喜馬拉雅延胡索)は(学:Corydalis flexuosa)、ケシ科キケマン属に属する多年草。学名をそのまま読んで、コリダリス・フレクスオーサとも呼ばれる。

特徴

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中国ヒマラヤ山脈原産の多年草で、現在は「チャイナ・ブルー」として流通している。草丈は40cm程度で、草姿はエンゴサクに似る。春頃に4~5月の青色の花を咲かせる[1]。根茎を持ち、開花後に地上部は急速に枯れて休眠期に入る。夏を越した株は、秋頃に芽が出てきて、厳寒期はロゼット状態で冬を越える。この成長サイクルはメコノプシス属に似る。花は斜め下向きに咲き、キケマン属には珍しい青色~青紫色の花を咲かせる。後ろ側にはやや彎曲した目立つ距を付ける。この距がキケマン属の名前の由来になっている。(後述)葉は深裂し、レース状になり、横に広く伸びる。高山植物の為、暑さには非常に弱いが、寒さにはかなり強い。また、耐陰性にも優れ、日影でも育てる事が出来る。土壌は、やや水持ちの良い肥沃な土壌を好む。夏越しは、半日陰、もしくは間接光が当たる環境で夏越しさせると良い。わが国にいつ渡来してきたかは不明である[2]

繁殖方法

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無性生殖有性生殖どちらも可能。但し、実生の場合、休眠打破の工程が必須となる[3]

関連項目

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脚注

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  1. ^ GKZ植物事典・ヒマラヤエンゴサク”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2024年12月20日閲覧。
  2. ^ ヒマラヤエンゴサクの特徴や育て方、種まきの方法等の紹介【コリダリス】”. beginners.garden. 2024年12月20日閲覧。
  3. ^ kako (2016年12月19日). “ヒマラヤエンゴサク(コリダリス・フレキシオーサ)の育て方の育て方”. 山野草を育てる. 2024年12月20日閲覧。