ヒノオーディオ
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概要
[編集]自作のオーディオ機器を扱っていた[1]。HyuGer(ヒューガー)という自社のオーディオブランドの製品も展開していた[2]。
自作のオーディオ機器を評価するヒノオーディオクラフト大賞というイベントを主催していた。第1回は2000年6月に行われ自作のスピーカーを評価して、金賞には30万円の賞金が与えられた[3]。2000年11月に第2回ヒノオーディオ・クラフト大賞が実施され、この会では自作の真空管アンプが評価され、第1回と同じ人物が金賞に選ばれた[4]。第3回ヒノオーディオ・クラフト大賞が2001年8月に実施され、トーキンのトランジスタを使用した自作のアンプが評価された[5]。
真空管オーディオフェアにはHyuGerの製品も出展していた。2002年に出展していた製品は100万円のアンプ[6]。2007年の第13回真空管オーディオ・フェアには、真空管アンプで聴くアルテックサウンドを小型スピーカーでも実現した小型スピーカーを出展[7]。
2009年にはヒノオーディオの創業50周年を記念した真空管アンプを2種類販売する[8]。
沿革
[編集]1960年4月に日野電気株式会社を創業。秋葉原のオーディオ専門店を経営する。後に他の家電も販売する[9]。
1987年2月に日野電気のオーディオ部門が独立する形でヒノオーディオを創業[9]。
1996年2月に真空管のアンプを専門に扱う店舗を開店[9]。
1999年11月にヴィンテージのオーディオを専門に扱う店舗を開店[9]。
脚注
[編集]- ^ “(株)ヒノ・オーディオ”. www.cqpub.co.jp. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “ヒノオーディオ”. web.archive.org. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “「第2回ヒノオーディオクラフト大賞」募集を開始!”. PHILE WEB. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “第2回ヒノオーディオ・クラフト大賞決戦大会開催(11月19日)。金賞は今田善信さん”. PHILE WEB. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “秋葉原のヒノ・オーディオが第3回「ヒノ・オーディオ・クラフト大賞」を8月に開催”. PHILE WEB. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “【真空管オーディオフェアレポート】イーディオとヒノ・オーディオ”. PHILE WEB. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “<岩井喬の真空管フェア(1)>ヒノオーディオ/山本音響工芸/カインラボの注目製品”. PHILE WEB. 2023年10月4日閲覧。
- ^ “ヒノオーディオ、創業50周年記念モデル「HK-PS25」など真空管パワーアンプ2機種を発売”. PHILE WEB. 2023年10月4日閲覧。
- ^ a b c d “Wayback Machine”. web.archive.org (2012年7月20日). 2023年10月4日閲覧。
- ^ 今更ですがヒノオーディオの閉店(2013/6/11)、ACOUSTIC REVIVE