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パービス・ショート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パービス・ショート
Purvis Short
引退
ポジション SF
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1957-07-02) 1957年7月2日(67歳)
出身地 ミシシッピ州ハッティズバーグ
身長(現役時) 201cm (6 ft 7 in)
体重(現役時) 95kg (209 lb)
キャリア情報
出身 ジャクソン州立大学
ドラフト 1978年 5位
選手経歴
1978-1987
1987-1989
1989-1990
ゴールデンステート・ウォリアーズ
ヒューストン・ロケッツ
ニュージャージー・ネッツ
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

パービス・ショートPurvis Short, 1957年7月2日 - )は、アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手。身長201cm、体重95kg。ポジションはスモールフォワード

経歴

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ミシシッピ州ハッティズバーグ出身。高校時代に州選手権を制覇し、進学したジャクソン州立大学では通算得点の学校記録を樹立した。1978年には平均29.5得点で全米2位となり、カンファレンス年間最優秀選手に選ばれた。

1978年、NBAドラフト全体5位でゴールデンステート・ウォリアーズに入団した(直後の6位でラリー・バードが指名された)。キャリア初期はシックスマンとしてプレーした。5年目の1982-83シーズンから先発に昇格し、シーズン途中で移籍したワールド・B・フリーに代ってジョー・バリー・キャロルとともにチームの中心となった。翌1983-84シーズンに初めてチーム得点王となり、サンアントニオ・スパーズ戦では57得点を記録した。

1984年にキャロルもチームを去り、単独エースとなったショートは1984-85シーズンにリーグ4位の平均28.0得点[1]を叩き出した。1984年11月17日のニュージャージー・ネッツ戦では自己最高を更新する59得点[1]をあげた。この試合を含め、40得点以上を8度記録した。オールスター選出は逃したものの評価は急上昇し、オフに争奪戦が勃発したが最終的にウォリアーズと再契約した。

1985-86シーズンもリーグ5位の平均25.5得点を記録したが、膝の故障でシーズン終盤を欠場した。1986-87シーズンは手術のため34試合の出場で平均18.3得点に留まった。この年ウォリアーズは42勝をあげ、ショートの入団後初となるプレーオフ進出を果たした(カンファレンス準決勝でロサンゼルス・レイカーズに敗退)。シーズン終了後ヒューストン・ロケッツにトレードされた。ウォリアーズの9シーズンで通算11,894得点(球団史上9位)710スティール(同6位)を記録した。

以降は怪我の影響でかつてのパフォーマンスを取り戻すことなく、ロケッツとニュージャージー・ネッツで計3シーズンを過ごした後、1990年にNBAを去った。1991年イスラエルのプロリーグと契約して1シーズンプレーし、1992年に現役引退した。

NBAでの成績は、842試合の出場で通算14,607得点3,625リバウンド(平均17.3得点4.3リバウンド)であった。

ショートは1987年から1990年までNBA選手組合の副会長を務めた。引退後はNBPAに就職し、1999年に選手プログラム部門ディレクターに就任した。

個人成績

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レギュラーシーズン

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Season Team GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1978–79 GSW 75 22.7 .479 .671 4.6 1.3 .7 .2 10.6
1979–80 62 26.4 .503 .000 .812 5.1 2.0 1.0 .1 17.0
1980–81 79 29.2 .475 .176 .820 4.9 3.2 1.0 .2 16.1
1981–82 76 8 23.4 .488 .214 .801 3.5 2.8 .9 .1 14.4
1982–83 67 57 35.8 .487 .267 .828 5.3 3.4 1.4 .2 21.4
1983–84 79 76 37.3 .473 .306 .793 5.5 3.1 1.3 .1 22.8
1984–85 78 77 39.5 .460 .313 .817 5.1 3.0 1.5 .3 28.0
1985–86 64 63 37.9 .482 .306 .865 5.1 3.7 1.4 .3 25.5
1986–87 34 15 27.9 .479 .235 .856 4.0 2.5 1.3 .2 18.3
1987–88 HOU 81 11 24.1 .481 .238 .858 2.7 2.0 .7 .2 14.3
1988–89 65 16 17.8 .413 .273 .865 2.8 1.6 .7 .2 7.4
1989–90 NJN 82 24 27.0 .455 .286 .835 3.0 1.8 .8 .2 13.1
Career 842 347 29.2 .474 .282 .824 4.3 2.5 1.0 .2 17.3

プレーオフ

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Year Team GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1987 GSW 10 2 25.3 .463 .000 .889 3.3 2.7 1.2 .2 14.6
1988 HOU 4 0 17.8 .269 .000 1.000 2.3 .3 .3 .0 5.5
1989 4 0 9.3 .381 .000 .600 2.3 .3 .0 .0 4.8
Career 18 2 20.1 .424 .000 .878 2.8 1.6 .7 .1 10.4

脚注

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  1. ^ a b オールスター選出経験がない選手の中では最高記録である。

関連項目

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外部リンク

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