パーマー男爵
パーマー男爵 | |
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Arms:Per saltire Azure and Gules two Palmers' Staves in saltire between four Escallops Or Crest:Upon a Mount Vert in front of a Palm Tree proper three Escallops fesswise Or Supporters:On either side a Palmer supporting with the exterior hand a Palmer's Staff proper
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創設時期 | 1933年1月24日 |
創設者 | ジョージ5世 |
貴族 | 連合王国貴族 |
初代 | 初代男爵アーネスト・パーマー |
現所有者 | 4代男爵エイドリアン・パーマー |
相続人 | ヒューゴ・パーマー閣下 |
相続資格 | 初代男爵の嫡出直系男子 |
付随称号 | (グローヴナー・クレッセントの)準男爵 |
現況 | 存続 |
邸宅 | マンダーストン・ハウス |
モットー | Per Crucem Ad Palmam (Through the cross to the palm) |
パーマー男爵(英: Baron Palmer)はイギリスの男爵、貴族。連合王国貴族爵位。実業家アーネスト・パーマーが1933年に叙位されたことに始まる。
歴史
[編集]アーネスト・パーマー(1858-1948)は、ビスケット製造メーカーハントリー&パーマーズを率いるかたわら、クラシック音楽の熱心な支援家として活動した[1][2]。彼は1916年に(ウェストミンスター州グローヴナー・クレッセントの)準男爵(Baronet, of Grosvenor Crescent, in the County of Westminster)に叙されたのち、1933年にはバークシャー州レディングのパーマー男爵(Baron Palmer, of Reading in the County of Berkshire)に陛爵した[3][4][5]。初代男爵ののちは、3代男爵まで彼の直系男子によって爵位は継承された[3]。
3代男爵レイモンド(1916-1990)には男子がなかったため、爵位は甥のエイドリアンが相続している[註釈 1][3]。
4代男爵エイドリアン(1951-)は貴族院改革以降も貴族院に籍を置く92人の世襲貴族の一人であり、クロスベンチに属して活動している[3][6][7]。彼が2020年現在のパーマー男爵家当主である。
一族の邸宅は、バークシャー州ダンズ近郊に位置するマンダーストン・ハウスであり、4代男爵も本邸宅に居を構えている[8]。
現当主の保有爵位 / 準男爵位
[編集]現当主である第4代パーマー男爵エイドリアン・ベイリー・ノッテイジ・パーマーは、以下の爵位を有する[3][4]。
- 第4代バークシャー州レディングのパーマー男爵(4th Baron Palmer, of Reading in the County of Berkshire)
(1933年6月24日の勅許状による連合王国貴族爵位) - 第4代(ウェストミンスター州グローヴナー・クレッセントの)準男爵(4th Baronet, of Grosvenor Crescent, in the County of Westminster)
(1916年1月26日の勅許状による連合王国準男爵位)
パーマー男爵(1933年)
[編集]- 初代パーマー男爵(サミュエル)アーネスト・パーマー (1858–1948)
- 第2代パーマー男爵(アーネスト) セシル・ノッテイジ・パーマー (1882–1950)
- 第3代パーマー男爵レイモンド・セシル・パーマー (1916–1990)
- 第4代パーマー男爵エイドリアン・ベイリー・ノッテイジ・パーマー (1951 - )
法定推定相続人は現当主の息子であるヒューゴ・ベイリー・ローハン・パーマー閣下(1980 - )。
脚注
[編集]註釈
[編集]- ^ 4代男爵エイドリアンはゴードン・パーマー卿を父に持ち、パーマー卿は2代男爵の次男にあたっている。
出典
[編集]- ^ “Biography of Samuel Ernest Palmer, 1st Baron Palmer”. aim25.com. AIM25 collection description. 2020年4月12日閲覧。
- ^ ‘PALMER’, Who Was Who, A & C Black, an imprint of Bloomsbury Publishing plc, 1920–2016
- ^ a b c d e “Palmer, Baron (UK, 1933)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年4月12日閲覧。
- ^ a b “No.29483”. The Gazette 22 February 1916. 2020年4月12日閲覧。
- ^ “No.33954”. The Gazette 27 June 1933. 2020年4月12日閲覧。
- ^ “6 of the most ridiculous lords still running the country (or claiming expenses to do so)” (英語). newstatesman.com. 2018年9月10日閲覧。
- ^ Scott, Kirsty (2000年9月11日). “Lord with too much silver: please help” (英語). the Guardian. 2018年9月10日閲覧。
- ^ Seenan, Gerard (1999年8月5日). “Stately homes feel the pinch” (英語). the Guardian. 2018年9月10日閲覧。