ファーバーカステル
種類 | AG |
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本社所在地 |
ドイツ バイエルン州 ミッテルフランケン |
設立 | 1761年 |
業種 | その他製品 |
事業内容 | 筆記具の製造・販売 |
従業員数 | 6,500人(2006年) |
外部リンク | www.faber-castell.com |
ファーバーカステル (Faber-Castell) はドイツの筆記具ブランド。特に、色鉛筆においては世界屈指のブランドで知られる。ファーバー=カステル家の経営下にある。
歴史
[編集]1761年にニュルンベルク近郊の町Steinでカスパー・ファーバー(Kaspar Faber)が鉛筆の製造を行った事に始まる。
1851年、後継者ローター・フォン・ファーバー(Lothar von Faber)が鉛筆の長さ・太さ・硬度の基準を作成。(いわゆる六角形デザインの鉛筆)この基準は150年以上経った今でも世界中で使われている。
事業の成功で1881年にバイエルン王国から男爵の爵位を授与される。ローターの跡を継いだ長男ウィルヘルムと孫息子たちが早世し、孫娘のオッテリーが後継者となった。オッテリーは1898年にアレグザンダー・ツー・カステル=リューデンハウゼン伯爵と結婚し、アレグザンダーが当主となる。ローターがファーバーの名を残すことを遺言していたため、家名をファーバーカステル伯爵家と改め、社名も変更された。ただし二人は1916年に離婚し、それぞれ再婚したが、アレグザンダーは社の経営を続けた。その死後に経営権と爵位を継いだのは二人の息子のローラントである。現在もファーバーカステル伯爵家が経営を続けている。
1905年にはアレグザンダーがカステル9000番(CASTELL 9000)を発売。このカステル9000番は、世界的に有名な鉛筆の一つである。
現在では世界に18のセールスオフィスと15の工場を持ち、従業員5500人が働く国際規模の企業になっている。また、木軸ペンシルは年間18億本以上生産されている。
日本国内ではシヤチハタ[1][注 1]、バニーコルアート社、DKSHジャパンが取扱代理店となっており、直営店(ファーバーカステル 東京ミッドタウン)やオンラインショップはDKSHジャパンが運営している。
画像
[編集]-
カステル9000番鉛筆
-
ポルシェデザイン
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ シヤチハタは他の代理店に先駆け、色鉛筆や鉛筆削りほかファーバーカステルの主力製品を取り扱ってきた。ファーバーカステルの公式オンラインショップが公開された頃より、シヤチハタの総合カタログからファーバーカステル製品が削除されているが、解説ページは2024年現在もシヤチハタ公式サイト内に存在しており、関連製品の販売も継続されている。
出典
[編集]外部リンク
[編集]- Faber-Castell International
- Faber-Castell Japan
- Faber-Castell (@FaberCastell) - X(旧Twitter)
- Faber-Castell (fabercastell) - Facebook
- Faber-Castell Official (@fabercastellglobal) - Instagram
- Faber-Castell - YouTubeチャンネル