パントテナーゼ
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パントテナーゼ(Pantothenase、EC 3.5.1.22)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- (R)-パントテン酸 + 水(R)-パントイン酸 + β-アラニン
従って、この酵素の基質は、(R)-パントテン酸と水の2つ、生成物は(R)-パントイン酸とβ-アラニンの2つである。
この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、(R)-パントテン酸 アミドヒドロラーゼ((R)-pantothenate amidohydrolase)である。他に、pantothenate hydrolase、pantothenate amidohydrolase等とも呼ばれる。この酵素は、パントテン酸や補酵素Aの生合成にも関与している。
出典
[編集]- Nurmikko V, Salo E, Hakola H, Makinen K, Snell EE (1966). “The bacterial degradation of pantothenic acid. II. Pantothenate hydrolase”. Biochemistry. 5 (2): 399–402. doi:10.1021/bi00866a002. PMID 5940928.