パワーラック
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パワーラック(Power rack)は、筋力トレーニングを行う際に使用される器具。パワーケージ(Power cage)とも呼ばれる。
概要
[編集]左右両側にシャフト受けと高さの調節が可能な2本の水平のセーフティーバーを備えた4つの直立支柱からなるのが基本であり、スミスマシンと違い、バーベルの動きを自由に扱えるのが特徴。ベンチプレス、バーベルスクワット、デッドリフト、懸垂などのウエイトトレーニングに使用され、トレーニングジムでも設置されているところが多い。スペースを取るが、自宅でも使用することができ、一般向けに販売もされているが、あまりスペースがとれない場合には構造をより簡略化したハーフラックが置かれる。
パワーラックは1960年代にテリートッド博士とクレイグホワイトヘッド博士が彼らの「最大疲労の理論」をテストするためにそれらを使ったときに普及したとされている。
チンアップバー、プルダウンケーブルアタッチメント、ウェイトプレートを収納するためのペグなどのアクセサリーアタッチメントが付属しているものもある。
荷重量は基本は200kg以上が必要とされ、より本格的なトレーニングを行う場合は250kg以上が望まれる[1]。
種類
[編集]- ボックスタイプ
バーベルやプレート、トレーニングベンチなどの器具が揃えば様々なウエイトトレーニングに活用が可能。
- ハーフタイプ
トレーニングの種類は制限されるが、ボックスタイプよりコンパクトなサイズであり、手頃な価格で購入ができる。
脚注
[編集]- ^ “パワーラックのおすすめ10選!BULLやYouTenも紹介”. HEIM [ハイム]. 2019年6月5日閲覧。