パルモア病院
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パルモア病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 医療法人社団純心会パルモア病院 |
英語名称 | Palmore Hospital |
標榜診療科 | 産婦人科,小児科,内科 |
許可病床数 |
70床 一般病床:70床 |
機能評価 | 一般病院1(20~99床)(主たる機能):3rdG:Ver.2.0 |
開設者 | 医療法人社団純心会 |
管理者 | 山崎 峰夫(院長) |
開設年月日 | 1956(昭和31)年 |
所在地 |
〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通4-7-20 |
位置 | 北緯34度41分26.4秒 東経135度11分12.0秒 / 北緯34.690667度 東経135.186667度座標: 北緯34度41分26.4秒 東経135度11分12.0秒 / 北緯34.690667度 東経135.186667度 |
二次医療圏 | 神戸 |
PJ 医療機関 |
パルモア病院(パルモアびょういん)は、医療法人社団純心会が兵庫県神戸市中央区に設置する病院。
概略
[編集]1956年、準学校法人パルモア学院学院長の石井卓爾が学内に反対意見のある中[1]、義弟の医師三宅廉を病院長に据え[2]、医療法人財団パルモア病院を設立した。前身は準学校法人パルモア学院の校内診療所で[3]、設立資金は全てパルモア学院と学院の宣教師・職員・生徒からの寄付金で賄い、さらにパルモア学院所有の土地が無償貸与された[4]。学院とは後に断絶し、土地を巡って法的紛争を展開することとなった[5]。
同院は日本で初めて産婦人科と小児科が一体となった医療を提供した病院であり[6]、周産期医療を行う病院として兵庫県内有数の存在であった[7]。しかし病院建設のために多額の負債を抱えた上、パルモア学院との金銭や不動産を巡る訴訟に伴う不動産評価替えなどが原因となって赤字に転じ[7]、2013年に民事再生法の適用を申請し[8]、2014年に現在の医療法人社団純心会パルモア病院として再生した[9]。
三宅廉と医療法人財団パルモア病院の創立スタッフはキリスト教を信仰していた[6]。2010年には「理事長(三宅廉の子・三宅潤)他、誰も洗礼を受けていない」状態となったがキリスト教の看板を掲げ続け[5]、医療法人社団純心会パルモア病院となってからも「キリストの教えに基づいた愛と奉仕を表す十字のマーク」を病院のロゴマークに使用している[10]。
系列病院
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 大加茂巧 「石井卓爾の時代と英語教育」 (学校法人パルモア学院出版部 2012年3月) 91頁
- ^ 大加茂巧 「石井卓爾の時代と英語教育」 (学校法人パルモア学院出版部 2012年3月) 95-96頁
- ^ http://www.palmore.or.jp/about/founder/ パルモア病院と三宅廉医師] パルモア病院 病院紹介
- ^ 大加茂巧 「石井卓爾の時代と英語教育」 (学校法人パルモア学院出版部 2012年3月) 96頁
- ^ a b パルモア病院移転問題 第2回説明会 [後編] 彦録" 安井俊彦BLOG 2010年3月4日
- ^ a b 伝説のパルモア病院 牛込キリスト教会 2014年御翼7月号その4
- ^ a b (医)財団パルモア病院 神戸市 東京経済ニュース 2013年11月1日
- ^ 「プロジェクトX」にも登場 神戸・パルモア病院が民事再生申請 産経WEST 2013年10月31日
- ^ パルモア病院 病院概要・沿革 パルモア病院 病院紹介
- ^ 病院ロゴマークについて 病院概要・沿革 パルモア病院