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パリ条約(パリじょうやく、ドイツ語: Vertrag von Paris)は、1749年8月15日、フランス王国とジュネーヴ州の間で締結された条約。
フランス・サヴォイア戦争(英語版)の講和条約であるリヨン条約(英語版)において、サヴォイアはフランスにアヴュリー、シャンシー、エル=ラ=ヴィルを割譲した。これらの領地の住民はその大半がプロテスタントを信仰したため、フランス王アンリ4世はこれらの領地を領土交換でジュネーヴ州に譲ったが拒否され、ジュネーヴ州は1749年のパリ条約でようやくジェクスとの交換を成立させた[1]。