パリ条約 (1515年)
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パリ条約(パリじょうやく、フランス語: Traité de Paris)は1515年に締結された、スペインの推定相続人であるフランドル伯シャルル3世(後の神聖ローマ皇帝カール5世)とフランス王フランソワ1世の間の同盟条約。条約により、シャルル3世とルネ・ド・フランス(フランス王ルイ12世とアンヌ・ド・ブルターニュの娘、当時4歳)が婚約した。ルネが12歳になるとき、20万エキュとベリー公領(40万エキュ相当)を持参金として支払うとした[1]。
条約はまた、フランスとフランドルの攻守同盟を結んだ。シャルル3世は当時、祖父のアラゴン王フェルナンド2世に味方していたが、6か月前にはじめたフェルナンド2世とフランスのナバラ王国に関する紛争においてフェルナンド2世に加担しないことを誓約した。しかし、条約が効力を持つことはなかった[1]。
脚注
[編集]- ^ a b Philippe Le Bas, France : Dictionnaire Encyclopédique, vol. 11, Paris, Firmin Didot Frères, (lire en ligne)