パチパチスタジアム
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パチパチスタジアムは、1995年8月にSANKYOが発売した、スポーツをモチーフにしている様々な図柄が特徴のパチンコ機のシリーズ名。
パチパチスタジアムの1機種がある。
概要
[編集]ドラム型の一般電役タイプ。史上初の時短機能付き一般電役機として登場した[1]。本機はデジパチではなく、電チューの連動によって出玉を得る一般電役タイプである。ドラムの図柄が揃うと盤面右側の電チューへの入賞が可能になり、3つある電チューの連動により出玉を獲得していくゲーム性である。図柄が揃った後に停止するデジタルに「F」が表示されると時短に突入する。デジタルの出目は4種類あり、時短突入後はデジタルに「-」が表示されるまで時短モードが継続する。このデジタルは、ドラム上に配置されている[2]。
大当たり抽選の仕組みは、0〜239の範囲を持つカウンターを用いた一発判定方式を採用している[3]。
スペック
[編集]- パチパチスタジアム
- 賞球数 6&13
- 大当たり確率 1/240
- 時短突入率 1/4
- 時短継続率 3/4
- 時短突入条件 専用デジタル「F」の大当たり
図柄
[編集]- 7
- BASE BALL
- SPORTS WORLD
- FOOT BALL
- BASKET BALL
- ICE HOCKEY
演出
[編集]リーチアクションは2種類あり、必ず右デジタルのスベリが発生するノーマルリーチの他は、大当たり図柄周辺がコマ送りになる「カウントダウンリーチ」がある。カウントダウンリーチに発展してハズレの場合、スローになる4周目でしか外れない。当たりの場合はどの周回でも図柄が停止する可能性がある[4]。
時短中は、ミニデジタルの回転時間が通常時の29.5秒から5.5秒へと短縮され、同時に電チューの開放時間も0.5秒から3.5秒へと延長される。電チューは開放時間内に玉が3個入賞すると閉じる仕様である。小当たり確率は通常時と時短中ともに1/2である[5]。
コンシューマ移植
[編集]- 本家 SANKYO FEVER 実機シミュレーションシリーズ(スーパーファミコン用)
- 『本家 SANKYO FEVER 実機シミュレーション2 』(スーパーファミコン用、BOSSコミュニケーションズ、1995年12月15日発売、SHVC-A33J-JPN、JAN-4511974100017)にパチパチスタジアムが収録。
サウンドトラック
[編集]- 『ザ・パチンコ・ミュージック・フロム・SANKYO SPECIAL ~愛のパチパチロック~』 キングレコード、1996年2月21日。KICA-1173。
- BGMが収録されている。
- 『パチンコ着メロ from SANKYO』 キングレコード、2000年6月7日。KICA-1234。
- BGMが収録されている。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 末井昭編著『デジパチ必勝ガイド vol.11』白夜書房、1996年1月14日。共通雑誌コード T1026667010489。
- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1996 1•21-2•4合併号』白夜書房、1996年2月4日。共通雑誌コード T1026661020392。
- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイドルーキーズ 1996 3月号』白夜書房、1996年3月1日。共通雑誌コード T1017421030393。
- 末井昭編著『爆裂パチンコ一番 1996 1月号』白夜書房、1996年1月1日。共通雑誌コード T1017505010488。
外部リンク
[編集]- パチパチスタジアム | SANKYOヒストリー | SANKYOファンサイト 2022年7月20日閲覧。