パシフィック・ブルー
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設立 | 2003年 | |||
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ハブ空港 |
クライストチャーチ国際空港 オークランド国際空港 | |||
焦点空港 | ウェリントン国際空港 | |||
マイレージサービス | Velocity Rewards | |||
親会社 | Virgin Blue Holdings Limited | |||
保有機材数 | 7機 | |||
就航地 | 13都市 | |||
本拠地 | ニュージーランドクライストチャーチ | |||
代表者 | John Bartlett, Adrian Hamilton-Manns | |||
外部リンク | http://www.flypacificblue.com/ |
ヴァージン・オーストラリア(ニュージーランド)(Virgin Australia New Zealand)はニュージーランドの航空会社。オーストラリアの航空会社ヴァージン・オーストラリアのニュージーランド法人で、クライストチャーチを中心にオセアニア地域で格安航空サービスを提供しており、同じヴァージン・オーストラリア系列のヴァージン・サモアの運航も行っている。ニュージーランドにおける拠点空港はクライストチャーチ国際空港とオークランド国際空港。180席のボーイング737型機で週に280便程度の運航をしている。
歴史
[編集]ヴァージン・オーストラリア(ニュージーランド)(旧名パシフィック・ブルー)は2003年に設立され、2004年1月からニュージーランドのクライストチャーチとオーストラリアのブリスベンを結ぶ路線をスタートさせた。また同時にウェリントンとシドニーを結ぶ路線も開設したが、3ヶ月間で休止している。
2007年8月1日からはICAO航空会社コードがこれまでのPBIからPBNに変更された。これは航空管制官がPBIに使われるアルファベットのIと数字の1を混同しないようにするためである。07年8月21日、ヴァージン・オーストラリア(ニュージーランド)はニュージーランド国内でオークランド⇔ウェリントン、オークランド⇔クライストチャーチ、クライストチャーチ⇔ウェリントンの3路線における国内線サービスを同年11月から開始する意向を示し、それに対抗するために競合会社が航空運賃を30%も切り下げる措置をとるなどしたためこの参入によってこの3都市の空港の利用者数が飛躍的に上昇する結果となった。
実際にヴァージン・オーストラリア(ニュージーランド)は上記の3路線を2007年11月12日より開始し、全路線とも基本料金が9ニュージーランドドル(約700円)という超低価格運賃を実現させた。
2008年6月にはさらにダニーデンに進出し、クライストチャーチ線を開設した。現在ダニーデンとオークランド・ウェリントン・クライストチャーチを結ぶ路線はニュージーランド航空の寡占状態にあり、初の単独運航路線への挑戦となった。
しかし2010年8月19日、同年10月を以てニュージーランド国内線から撤退することが発表された。競合他社を含めた価格競争の激化で、国内線存続が難しくなった事が理由と言う。今後は、ニュージーランド⇔オーストラリア間の国際線(トランス・タスマンルート)に重点を置く模様である。
就航都市
[編集]保有機材
[編集]現在ヴァージン・オーストラリア(ニュージーランド)で運航されている機材はすべてボーイング737-800s(180席)である。全部で7機保有しているがうち1機はヴァージン・サモアの塗装がしてある。すべての機体が国内線と国際線の両方に使われる。2008年7月現在の平均機体年齢は3年6ヶ月。
関連項目
[編集]- ヴァージン・グループ(ヴァージン・オーストラリアの親会社)
- ヴァージン・オーストラリア
- ヴァージン・サモア
- 航空会社の一覧