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パシフィックグレーンセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パシフィックグレーンセンター株式会社
Pacific Grain Terminal Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
101-0053
東京都千代田区神田美土代町7番地
住友不動産神田ビル11階
設立 1967年9月
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 7010001054525
事業内容 港湾運送事業・倉庫業・通関業・その他
代表者 代表取締役社長 林 裕二
資本金 6億2950万円
売上高 55億8,000万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 11億6,500万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 12億8,400万円
(2024年3月期)[1]
純利益 9億1,100万円
(2024年3月期)[1]
純資産 111億2,300万円
(2024年3月期)[1]
総資産 153億2,500万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 102名(2018年4月1日現在)
主要株主 丸紅株式会社(78.40%)
全国農業協同組合連合会(13.66%)
日本通運株式会社(5.56%)
外部リンク https://www.pgcc.jp/
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パシフィックグレーンセンター株式会社は、丸紅グループの倉庫会社。西日本地区に3か所の拠点を有し、サイロ等で主に穀類を取り扱う。年間取扱量は350万トンで、日本の穀物輸入量の約12%に相当する[2]

拠点

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水島港に位置する。1968年10月に第一期工事が竣工し、第六期まで増設が行われた。サイロの収容能力は109基で計101,100トン。取扱品目はトウモロコシダイズ菜種小麦などで、日清オイリオグループ西日本飼料JA西日本くみあい飼料中部飼料にはベルトコンベアで搬入するほか、四国など[3]には内航船やトラックで輸送される[4]
八代港に位置する[5]1995年1月に第一期サイロが竣工し、1997年4月に第二期、2007年12月に第三期の増設が行われている。サイロ収容能力は53基で計63,740トン。取扱品目は飼料原料などで、八代飼料熊本くみあい飼料西田精麦九州昭和産業などに供給する[6]
鹿児島港に位置する。1972年11月に第一期工事が竣工し、1985年にかけて第七期まで増設が行われた。収容能力はサイロ211基計238,259トン、糖蜜タンク4基・計5,600トン、動物油タンク2基・計500トン、植物油タンク4基・計400トン、平屋倉庫5,905m2。隣接する日清丸紅飼料南日本くみあい飼料日和産業全国酪農飼料日本澱粉工業錦江湾飼料竹之内穀類産業にはベルトコンベアで搬入する[7]

沿革

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  • 1967年 - 丸紅、日本興油(現・日清オイリオグループ)、全国購買農業協同組合連合会(現全国農業協同組合連合会)の共同出資で、「西日本グレーンセンター」を設立。
  • 1971年 - 丸紅、全農、日本通運などの共同出資で「南日本グレーンセンター」を設立。
  • 1997年 - 「西日本グレーンセンター」と「南日本グレーンセンター」を合併し、「パシフィックグレーンセンター」を設立[8]

脚注

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  1. ^ a b c d e f パシフィックグレーンセンター株式会社 第54期決算公告
  2. ^ 事業案内(パシフィックグレーンセンター)
  3. ^ バルク貨物(穀物)の取扱について (PDF)国土交通省 四国地方整備局 高知港湾・空港整備事務所)
  4. ^ 西日本支店(パシフィックグレーンセンター)
  5. ^ 八代市港湾利用・物流拠点型産業集積形成基本計画 (PDF)経済産業省九州経済産業局)
  6. ^ 八代支店(パシフィックグレーンセンター)
  7. ^ 南日本支店(パシフィックグレーンセンター)
  8. ^ 2,000万トン達成で穀物メジャーを目指す (PDF) (丸紅)

外部リンク

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