パガニーニ (オペレッタ)
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『パガニーニ』(ドイツ語: Paganini)は、フランツ・レハールが作曲したニコロ・パガニーニを題材とするオペレッタ。台本はパウル・クネプラーとベーラ・イェンバッハによる[1]。
初演
[編集]1925年10月30日、ウィーンのヨハン・シュトラウス劇場において、レハール自身の指揮によって初演された[1]。大した成功ではなかったが、エルンスト・デツザイは「レハール最高の傑作」と絶賛した[1]。
1926年1月30日、ドイツ芸術家劇場においてドイツ初演された[1]。レハールの希望によって友人の歌手リヒャルト・タウバーが出演し、3か月間切符が売り切れるほどの人気を博したという[1]。
配役
[編集]登場人物 | |
---|---|
Maria Anna Elisa, Fürstin von Lucca und Piombino | ルッカおよびピオンビーノ公エリザ・ボナパルト |
Fürst Felice Bacciocchi, ihr Gemahl | エリザ・ボナパルトの夫フェリーチェ・バチョッキ |
Niccolò Paganini | ニコロ・パガニーニ |
Bartucci, sein Impresario | バルトゥッチ |
Graf Hédouville, General in Napoleons Diensten | |
Marchese Giacomo Pimpinelli, Kammervorsteher der Fürstin | エリザ・ボナパルトの従者ピンピネリ |
Bella Giretti, Primadonna an der fürstlichen Oper zu Lucca | プリマドンナのベラ |
Der bucklige Beppo | |
Ein fürstlicher Jäger | |
Solo Violine |
出典
[編集]参考文献
[編集]- 増田芳雄「ウィーンのオペレッタ 4 「銀の時代」-1.フランツ・レハール」『人間環境科学』第6号、帝塚山大学、1997年、24頁、NAID 120005571723。