バーバラ・モンク
バーバラ・モンク・フェルドマン(Barbara Monk Feldman)は、カナダ出身の作曲家。
モートン・フェルドマンの妻として知られている。
経歴
[編集]ケベック州生まれ、カナダ出身の作曲家バーバラ・モンク・フェルドマンは、モントリオール市のマギル大学でベングト・ハンブレウスに音楽を学び、バッファローのニューヨーク州立大学でモートン・フェルドマンに師事し、修了した。
1987年にモートン・フェルドマンと結婚。1988年から1994年にかけて、ダルムシュタット夏季音楽学校、ベルリン芸術大学をはじめ、アメリカ、カナダの多くの大学で客員講師、コース助手を務める。
彼女の論文「音楽と画面(Music and the Picture Plane)」(Contemporary Music Review, 1998)は注目を集め、彼女の作品は、ベルリンのInventionen、ミドルブルグのNieuwe Muziek、サンフランシスコのOther Minds Music Festival、トロント・ニューミュージック、東京のRotonda、ベルリン市のInsel Muiskなどヨーロッパ、日本、北アメリカ各地のフェスティバルで取り上げられ、演奏されている。
彼女の作品は、Arditti Quartett、Roger Heaton、Yvar Mikhashoff、Ursula Oppens、Frederic Rzewski、高橋アキ、Steven Schick、Robyn Schulkowsky、Jan Williamsによって演奏されてきた。
彼女の作品の録音は、BBC(ロンドン)、BRT(ブリュッセル)、CBC(モントレル)、HR(フランクフルト)、WDR(ケルン)で行われている。