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バンビーノ (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バンビーノ (お笑い)から転送)
バンビーノ
メンバー 石山タオル
藤田ユウキ
結成年 2008年3月
事務所 吉本興業
活動時期 2008年 -
出身 NSC大阪校30期
出会い NSC
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント漫才
ネタ作成者 石山タオル
同期 令和喜多みな実
アイロンヘッド
尼神インター
ダブルアート
ツートライブ
THIS IS パン
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2015年 キングオブコント 準優勝
2016年 第1回 上方漫才協会大賞 特別賞
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バンビーノは、吉本興業東京本社に所属しているお笑いコンビ2008年3月結成。大阪NSC30期生。

概説

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NSC入学初日、藤田が石山のことを「ハンサムだから売れそう」と思ったことから誘い結成。しかし藤田は、演技を秒単位で「早い・遅い」と細かく指示する石山に嫌気が差し、結成約半年で解散状態に陥る。コンビを続けたい思いが再燃したのはNSC卒業公演の時、自信のあったネタを講師に酷評されたことで「見返してやる」という思いを持ち、コンビ解散の考えは無くなったという[1]

主にリズムネタを得意としている。2014年平成26年)キングオブコント2014では決勝に進出。コンビ名は、調理師学校に通っていた藤田が当時好きだった料理マンガ『バンビ~ノ!』から取った[2]

初期のネタに『全日本炊飯器パカパカバトル選手権決勝』があり、代表的なネタは歌と踊りによる狩猟ネタ『ダンスィングフィッソン族』である。ネタは主に石山が体験したことやで見たことがきっかけででき、石山が描くイメージを膨らませていくという[3][4]

2016年4月、活動拠点を大阪から東京に移した[5]。東京進出後はルミネtheよしもとや大宮ラクーンよしもと劇場を中心に活動中。

2020年令和2年)7月10日、それぞれが改名[6]

メンバー

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  • 石山 タオル(いしやま たおる、 (1984-12-10) 1984年12月10日(39歳) - )ツッコミ・ネタ作り担当。立ち位置は向かって右。
身長174cm、73kg、血液型A型。
愛媛県大洲市出身。
愛媛県立大洲高等学校商業科、京都外国語大学英米語学科卒業。ブラジルサッカー留学した経験を持つ[1]が、試合中に被った怪我で現在も後遺症があるという[7]
本名および旧芸名は石山 大輔(いしやま だいすけ)。
何百もの公演で強くステップを踏み続けて来たため、太股周りが10cmほど大きくなり、ジーンズを買い替えた[1]
2012年に入籍し、2014年8月に第1子男児[8]、2016年6月21日に第2子男児が誕生[9]
トレードマークのウルフカットは、baseよしもとに出演していた時期、顔が似ている水田信二(和牛、二人とも愛媛県出身であり、市も隣同士(水田は伊予市出身)である。)とよく間違えられたことがきっかけである。リスクがある髪型変更を石山がすることになった理由は、和牛は漫才をすることが多い一方、バンビーノは当時からトリッキーなコントをすることが多かったため[10]、また石山がもともと短髪だったためで、水田と話し合い決定した。
2020年7月10日に、藤田と共に現在の芸名に改名した[6]
  • 藤田 ユウキ(ふじた ゆうき、 (1985-07-30) 1985年7月30日(39歳) - )ボケ担当。立ち位置は向かって左。
身長178cm、68kg、血液型A型。
大阪府交野市出身。大阪府立枚方高等学校卒業[11]
本名および旧芸名は藤田 裕樹(読み同じ)。
4代目桂小文枝(小文枝の姉の息子)[12]。小文枝(当時は桂きん枝)が2010年第22回参議院議員通常選挙に出馬した時には、ポスター貼りなども手伝った[13]
辻調理師専門学校卒業。元イタリア料理[1]
2015年10月に1歳年上の一般女性と結婚[14]し、2016年6月に第1子男児[9]、2018年6月に第2子男児が誕生。
2020年7月10日に、石山と共に現在の芸名に改名した[6]

芸風

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コントを主に行っているが、漫才を行うこともある。リズムネタを得意とする。

主なネタとして「ダンスィングフィッソン族」というネタがある。石山が演じる「ジャングルの奥地に棲む、獲物を見つけるとダンスを踊って引きつけ、そこを狩る原住民族」という設定で、獲物(藤田が演じる。鹿などのマスクと全身タイツで表現)を見つけると「ダンソン フィーザキー トゥーザ ティーサーザ コンサ」「スーザカーザ キーザコーン」「フィッソン ファッソン カイーノ スイースイー」と歌いながらダンスを披露する。そして獲物が近づいてくると「ニーブラ!」と言ってその首を小脇に抱え込み、そのまま舞台から捌けていく、というパターンが基本。舞台から捌ける際に流れる曲は姫神「神々の詩(海流バージョン)」。

もう一つの看板ネタといえる「スンシー」は、石山がマッサージ師、藤田が客に扮してのコント。石山が藤田の体の様々な所を押したり捻ったりすると藤田が「スン」「シー」「ハーン」などといった声を出し、それに気づいた石山がパーカッションのごとくリズミカルに藤田の体をマッサージして出てくる声でリズムを奏でるという遊びを始め、最後に藤田に怒られるという流れである。

同期のアイロンヘッドミキダブルアートツートライブと共にプラチナ5で活動中。

出演

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テレビ

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テレビドラマ

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CM

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  • リクルート フロム・エー ナビ「イベント編」(2015年8月17日 - )[15]
  • 丸美屋食品 はらぺこふりかけ「ふりかけてダンソン族」篇(2015年9月 - )高柳明音と共演
  • 日清食品 十勝のむヨーグルト「バンビーノ 篇」(2024年9月17日-)

単独ライブ

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2010年
2013年
  • 4月5日 - 「CHOPPERINO 〜チョッペリーノ〜」5upよしもと/大阪)
  • 7月23日 - 「スカイファンタスティキーノ」5upよしもと/大阪)
  • 10月30日 - 「ビビデバビデブーノ」(5upよしもと/大阪)
2014年
  • 3月27日 - 「オシャンティーノ」(5upよしもと/大阪)
  • 8月6日 - 「絶賛トロピカーノ」(5upよしもと/大阪)
  • 10月16日 - 「鹿劇場」(5upよしもと/大阪)
  • 11月15日 - 「幕張バンビーノ」よしもと幕張イオンモール劇場/千葉)
2015年
  • 3月1日 - 「東京バンビーノ劇場」ルミネtheよしもと/東京)
  • 6月26日 - 「&バンビーノ in 祇園」よしもと祇園花月/京都)
  • 8月20日 - 「&バンビーノ in 祇園」(よしもと祇園花月/京都)
  • 9月25日 - 「ルミネtheバンビーノ」(ルミネtheよしもと/東京)
2016年
  • 3月18日 - 「バンビにしやがれ!!!」(よしもと漫才劇場/大阪)
  • 8月2日 - 「真夏のバンビちゃん」(ルミネtheよしもと/東京)
  • 10月8日 - 「&バンビーノ in 祇園 vol.3」(よしもと祇園花月/京都)
2017年
  • 3月3日 - 「青春バンビ。」(大丸心斎橋劇場/大阪)
  • 5月7日 - 「みんな集まれ、バンビーノランド!」(よしもと幕張イオンモール劇場/千葉)
  • 5月20日 - 「&バンビーノ in 祇園 同期SP」(よしもと祇園花月/大阪)
  • 7月15日 - 「ナイスコントッ‼︎」(よしもと幕張イオンモール劇場/千葉)
  • 11月23日 - 「&バンビーノ in 祇園」(よしもと祇園花月/大阪)
2018年
  • 5月26日 - 「炎舞」(よしもと幕張イオンモール劇場/千葉)
  • 11月24日 - 「スーパーコントブラザーズ」(よしもと幕張イオンモール劇場/千葉)

賞レースでの戦績

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  • 2009年 キングオブコント 2回戦進出
  • 2010年 キングオブコント 2回戦進出
  • 2013年 キングオブコント 準決勝進出
  • 2014年 キングオブコント 決勝進出
  • 2015年 NHK上方漫才コンテスト 本戦進出
  • 2015年 キングオブコント 準優勝
  • 2016年 NHK上方漫才コンテスト 本戦進出
  • 2016年 第1回 笑わせたもん勝ちトーナメント KYO-ICHI ファイナル進出
  • 2016年 キングオブコント 準決勝進出
  • 2017年 キングオブコント 準々決勝敗退
  • 2019年 キングオブコント 準々決勝敗退
  • 2022年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2023年 M-1グランプリ 準々決勝進出

受賞歴

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脚注

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  1. ^ a b c d 日経エンタテインメント! 2016年1月号 p.107「今月のコンテンツガイド」
  2. ^ バンビーノ プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2020年12月17日閲覧。
  3. ^ 【よしもと芸人が書く!】第13回 バンビーノ・藤田裕樹(2/3)”. デイリースポーツ (2015年3月16日). 2015年3月16日閲覧。
  4. ^ 【よしもと芸人が書く!】第13回 バンビーノ・藤田裕樹(2/3)”. デイリースポーツ (2015年3月16日). 2015年3月16日閲覧。
  5. ^ “バンビーノが4月に東京へ、パパになる藤田「物心つくまでには顔出したい」”. お笑いナタリー. (2016年3月19日). https://natalie.mu/owarai/news/180398 2017年2月28日閲覧。 
  6. ^ a b c “お笑いコンビ「バンビーノ」 個人名それぞれ改名 ”石山タオル” ”藤田ユウキ”へ”. Sponich Annex. (2020年7月10日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/10/kiji/20200710s00041000177000c.html 2024年1月1日閲覧。 
  7. ^ "9年前に大ブレークした芸人 サッカー中の大事故で全身麻痺の過去 現在も残る麻痺と脳の障害を初告白". スポニチAnnex. スポーツニッポン新聞社. 15 June 2024. 2024年6月15日閲覧
  8. ^ “バンビーノ石山に次男誕生「お母さんを守れる人がまた1人増えました!」”. お笑いナタリー. (2016年6月21日). https://natalie.mu/owarai/news/191733 2016年6月22日閲覧。 
  9. ^ a b “バンビーノ・石山大輔、第2子男児誕生を発表 相方藤田も今月男児が誕生”. ORICON STYLE. (2016年6月21日). https://www.oricon.co.jp/news/2073795/full/ 2016年6月22日閲覧。 
  10. ^ 2018年4月18日のしゃかりきのよしログにて、石山本人から聞いた話として語られた。和牛水田バンビーノ石山顔似てる芸人がとった対策 よしログ(GYAO!オリジナル)” (2018年4月18日). 2018年11月19日閲覧。
  11. ^ バンビーノがコンビで被災地を積極支援 石山大輔は水だけを輸送する独自ルート開拓”. 産経新聞 サンケイスポーツ (2018年7月14日). 2020年9月3日閲覧。
  12. ^ 桂きん枝 甥のバンビーノ・藤田と初共演(1/2)”. デイリースポーツ (2015年3月16日). 2015年3月16日閲覧。
  13. ^ 桂きん枝 甥のバンビーノ・藤田と初共演(2/2)”. デイリースポーツ (2015年3月16日). 2015年3月16日閲覧。
  14. ^ “バンビーノ藤田 幸せ“ニーブラ”昨年10月に結婚”. スポニチアネックス. (2016年3月19日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/03/19/kiji/K20160319012240270.html 2016年3月22日閲覧。 
  15. ^ バンビーノがパン田一郎の新CMに、松岡茉優「今度は私がニーブラしたい」”. お笑いナタリー (2015年8月17日). 2015年8月17日閲覧。

外部リンク

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コンビ
石山 タオル
藤田 ユウキ