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バンコク・スカイトレインEMU-B型電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バンコク・スカイトレインEMU-B型電車
基本情報
運用者 バンコク・スカイトレイン
製造所 中国北車長春軌道客車
製造年 2009年-2013年
製造数 12本(48両)
5本(20両)
運用開始 2010年(1次車)
2013年(2次車)
主要諸元
編成 2M2T
軌間 1,435mm
電気方式 直流750V
第三軌条方式
最高運転速度 80km/h
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バンコク・スカイトレインEMU-B型電車(バンコク・スカイトレインEMU-Bがたでんしゃ)は、2010年[1]に営業運転を開始したバンコク・スカイトレイン(BTS)の通勤型電車である。

概要

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2010年のサパーンタークシン駅 - ウォンウィアン・ヤイ駅の開業後、列車本数が増加したため導入されたのが本形式である。本形式は中国北車長春軌道客車製で、従来車から前面のデザインが変更されている。また車内ではLED照明の採用、扉上の路線マップのLED併用など細部が変更されている。

まずタイ国内初の4両編成の電車としてEMU36-EMU47の4両編成12本(48両)が導入された。その後増備が行われ、4両編成(Tc1-M1-M2-Tc2)×17本の68両が運用されている。

車体

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全塗装されている。塗色にはタイ国旗を彷彿とさせる白・赤・青が使われている

車内

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車内は白を基調としている。座席は黄色のオールロングシートで、雨天時で濡れた客が座った後に拭きやすいよう繊維強化プラスチックを使用している。

窓は直線的な印象となっており、ドアの窓や取っ手は独特な形状である。外吊り式ドアで、閉扉時にチャイムが鳴る。

扉上の路線マップがLED併用となっており、画面の上部でCMが音声付きで放映され、最下部で次駅または現在停車中の駅を表示している。

つり革はベルトで、スタンションポールも備えつけられている。

運用

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導入最初はシーロム線のみで運用されていたが、今はBTS各線で運行されている。

編成

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  • 「EMU-B1」と呼ばれる1次車。2009-2010年製造
  • 「EMU-B2」と呼ばれる2次車。2013年製造
 
形式 18××
(Tc)
28××
(M)
29××
(M)
19××
(Tc)
搭載機器   VVVF VVVF  
動輪軸 ○○ ○○ ●● ●● ●● ●● ○○ ○○
1次車 1836
:
1847
2836
:
2847
2936
:
2947
1936
:
1947
2次車 1848
:
1852
2848
:
2852
2948
:
2952
1948
:
1952

脚注

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  1. ^ บีทีเอสทดลองรถขบวนใหม่ เมโทรบัสเปิดสายใหม่ ก.ย.นี้” (タイ語). www.thairath.co.th (2010年9月9日). 2020年4月22日閲覧。