バルチ (DD-50)
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艦歴 | |
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発注 | |
起工 | |
進水 | 1912年12月21日 |
就役 | 1914年3月26日 |
退役 | 1922年6月20日 |
その後 | 1935年にスクラップとして廃棄 |
除籍 | |
性能諸元 | |
排水量 | 1,036トン |
全長 | 305 ft 3 in (93 m) |
全幅 | 31 ft 2 in (9.5 m) |
吃水 | 10 ft 6 in (3.2 m) |
機関 | 重油専焼缶4基 |
最大速 | 29.6ノット (55 km/h) |
乗員 | 士官、兵員128名 |
兵装 | 4インチ砲4門 18インチ魚雷発射管8門 |
バルチ (USS Balch, DD-50) は、アメリカ海軍の駆逐艦。エールウィン級駆逐艦の1隻。艦名はジョージ・バルチに因む。
艦歴
[編集]バルチはペンシルベニア州フィラデルフィアのウィリアム・クランプ・アンド・サンズ社で起工した。1912年12月21日にグレース・バルチ(バルチ提督の娘)によって命名、進水し、1914年3月26日に艦長D・C・ハンラハン少佐の指揮下就役する。
バルチは大西洋艦隊水雷小艦隊と共に数ヶ月間任務に就き、1914年7月24日にニューヨーク海軍工廠で予備役となった。任務の中には4月28日から5月3日までのメキシコ水域での活動も含まれていた。12月17日に現役復帰し、大西洋艦隊に再合流する。アメリカ合衆国が第一次世界大戦に参戦する前に中立パトロールを行っている。1916年10月8日、ロードアイランド州ニューポート沖でドイツ潜水艦に沈められたイギリスの汽船ステファーノ (Stephano) の生存者を救助した。
アメリカ合衆国が第一次世界大戦に参戦すると、バルチはヨーロッパに向けて出航、1917年11月17日にアイルランドのクイーンズタウンに到着した。クイーンズタウン戦隊に配属され、船団護衛任務に従事、1918年11月16日に帰国の途についた。1919年1月1日にバージニア州ノーフォークに帰還、通常任務に置かれる。
1921年後半に大西洋駆逐戦隊に配属され、1922年4月まで東海岸沿いに巡航する。1922年6月20日にフィラデルフィアで予備役に置かれ、1933年11月1日に除籍、1935年にスクラップとして廃棄された。
外部リンク
[編集]- Photo of USS Balch
- history.navy.mil - ウェイバックマシン(2006年7月24日アーカイブ分)[リンク切れ]
- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。