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ピエール・ラフルール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピエール・ラフルール
ピエール・ラフルールの画像
1978年
プロフィール
リングネーム ランバージャック・ピエール
ユーコン・ピエール
ピエール・ラフルール
ザリノフ・ルブーフ
"ソルジャー" ザリノフ・ルブーフ
"プライベート" ザリノフ・ルブーフ
バッファロー・ザリノフ
ザ・ラシアン・ストンパー
イゴール・ボルコフ
イワン・ザルノフ
マックス・ルブーフ
本名 レジャン・ギャニオン
(Rejean Gagnon)
ニックネーム カナダの猛牛
身長 188cm - 190cm
体重 120kg - 125kg
誕生日 (1939-02-13) 1939年2月13日(85歳)
出身地 カナダの旗 カナダ
ケベック州の旗 ケベック州
モントリオール
トレーナー マッドドッグ・バション
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"ランバージャック" ピエール・ラフルール"Lumberjack" Pierre Lafleur1939年2月13日 - )は、カナダの元プロレスラーケベック州モントリオール出身のフランス系カナダ人

ヒールラフ&パワーファイターとして、カナダおよびアメリカ合衆国の主要テリトリーで活動した[1]1970年代後半のWWWFにおけるタッグチームユーコン・ランバージャックスThe Yukon Lumberjacks)での活躍で知られる[2]

来歴

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マッドドッグ・バションにスカウトされ、地元のモントリオール地区にてザリノフ・ルブーフZarinoff Lebeouf)のリングネームでデビュー。1972年9月にはバションのブッキングにより、国際プロレスバッファロー・ザリノフBuffalo Zarinoff)の変名で来日[3]。同時参加したビル・ロビンソンバディ・オースチンビル・ドロモベンジー・ラミレスらと組んでストロング小林グレート草津と対戦し、9月12日の船橋ヘルスセンターにおけるサンダー杉山とのシングルマッチではダブル・カウントアウトで引き分けの戦績を残した[3][4]

以後、バンクーバーポートランドなど太平洋岸北西部での活動を経て、1975年よりインディアナポリスWWAに参戦し、サージェント・ジャック・グレイとのフランス外人部隊ギミックのタッグチーム、ザ・リージョネアーズThe Legionnaires)で活躍[5]ディック・ザ・ブルーザー&クラッシャー・リソワスキーの極道コンビとWWA世界タッグ王座を争った[6]

その後はザ・ラシアン・ストンパーThe Russian Stomper)をリングネームに、テネシーNWAミッドアメリカノースカロライナジム・クロケット・プロモーションズなど、NWAの中南部地区を転戦[7]。テネシーでは1977年1月1日、トミー・リッチを破ってNWAミッドアメリカ・ヘビー級王座を獲得[8]。ノースカロライナでは同年8月16日、リッキー・スティムボートが保持していたNWAミッドアトランティックTV王座に挑戦した[9]

WWAでもロシア人のギミックを用い、イゴール・ボルコフIgor Volkoff)のリングネームで活動。イワン・コロフジミー・バリアントと共闘して、ブルーザー、ムース・ショーラックボボ・ブラジルウイルバー・スナイダースティーブ・リーガルスパイク・ヒューバーらと抗争した[10]

1978年3月、ランバージャックのスタイルとなってWWWFに登場。スコット・アーウィンをパートナーに、アーウィンは「エリック」、自身は「ピエール」を名乗り、ユーコン・ランバージャックスThe Yukon Lumberjacks)を結成する[11]マネージャーにはキャプテン・ルー・アルバーノを迎え、6月26日にニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンにてドミニク・デヌーチ&ディノ・ブラボーからWWWF世界タッグ王座を奪取、11月21日にトニー・ガレア&ラリー・ズビスコに敗れるまで戴冠した[12][13]。ガーデンでは、1979年1月22日の定期戦でダスティ・ローデスとも対戦している[14][15]

WWWF離脱後はロシア人ギミックのイゴール・ボルコフに戻り、古巣のWWAにて活動[16]。1979年4月1日にはロジャー・カービーと組んでスナイダー&ペッパー・ゴメスを破り、WWA世界タッグ王座に返り咲いた[6](同時期、カナダのバンクーバー地区でもイゴール・ボルコフと名乗るレスラーが活動していたが、これはラフルールではなくダニー・バビッチの変名である[17])。

その後はモントリオールに戻り、キャリア末期の1980年代前半は、ジノ・ブリットらが主宰していたインターナショナル・レスリングにザリノフ・ルブーフとして出場。セーラー・ホワイトジル・ポワソンと共闘し、ブラボー、リック・マーテルエドワード・カーペンティアアンドレ・ザ・ジャイアントらと対戦した[1]

得意技

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獲得タイトル

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NWAミッドアメリカ
  • NWAミッドアメリカ・ヘビー級王座:1回[8]
  • NWAテネシー・ヘビー級王座:1回[18]
ワールド・ワイド・レスリング・フェデレーション
ワールド・レスリング・アソシエーション

脚注

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  1. ^ a b Yukon Pierre”. Cagematch.net. 2014年10月26日閲覧。
  2. ^ Yukon Lumberjacks”. Cagematch. 2011年7月12日閲覧。
  3. ^ a b IWE 1972 Dynamite Series”. Puroresu.com. 2024年5月1日閲覧。
  4. ^ The IWE matches fought by Lumberjack Pierre in 1972”. Wrestlingdata.com. 2014年10月26日閲覧。
  5. ^ The Legionnaires”. Online World of Wrestling. 2011年7月12日閲覧。
  6. ^ a b c WWA World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年7月12日閲覧。
  7. ^ Lumberjack Pierre: Places”. Wrestlingdata.com. 2020年7月5日閲覧。
  8. ^ a b NWA Mid-America Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年12月17日閲覧。
  9. ^ The WCW matches fought by Lumberjack Pierre in 1977”. Wrestlingdata.com. 2014年10月26日閲覧。
  10. ^ The WWA matches fought by Lumberjack Pierre in 1977”. Wrestlingdata.com. 2016年9月15日閲覧。
  11. ^ The Yukon Lumberjacks”. Online World of Wrestling. 2011年7月12日閲覧。
  12. ^ a b History of the WWE World Tag Team Championship”. WWE.com. 2011年7月12日閲覧。
  13. ^ a b WWWF-WWF-WWE World Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2011年7月12日閲覧。
  14. ^ WWE Yearly Results 1979”. The History of WWE. 2011年7月12日閲覧。
  15. ^ The WWE matches fought by Lumberjack Pierre in 1979”. Wrestlingdata.com. 2014年10月26日閲覧。
  16. ^ The WWA matches fought by Lumberjack Pierre in 1979”. Wrestlingdata.com. 2016年9月15日閲覧。
  17. ^ Danny Babich”. Wrestlingdata.com. 2015年12月17日閲覧。
  18. ^ NWA Tennessee Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年12月17日閲覧。

外部リンク

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