N-メチルカルバミン酸-2-(1-メチルプロピル)フェニル
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N-メチルカルバミン酸-2-(1-メチルプロピル)フェニル | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 3766-81-2 |
特性 | |
化学式 | C12H17NO2 |
外観 | 淡黄色または淡赤色の液体 |
水への溶解度 | 不溶 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
N-メチルカルバミン酸-2-(1-メチルプロピル)フェニル(2-(1-Methylpropyl)phenyl N-methylcarbamate)は、カルバミン酸系殺虫剤である。淡黄色または淡赤色の液体で、水には溶けない。イネと木綿の栽培に用いられる。日本では、フェノブカルブの商標名で発売されている。
使用
[編集]米、サトウキビ、茶、小麦や野菜の殺虫剤として使用。農薬活性成分としてEUでは承認されてない。ドイツ、オーストリア、スイスでは、この有効成分を含んだ植物保護製品が許可されていない。
別名
[編集]メチルカルバミン酸-2-(1-メチルプロピル)フェノール、 メチルカルバミン酸-2-(1-メチルプロピル)フェニル、N-メチルカルバミン酸-2-sec-ブチルフェニル、BPMC、fenobucarb、fenocarb、カルバミン酸-N-メチル-O-sec-ブチルフェニル
商標名
[編集]Fenobucarb, Osbac, Bassa
LD50
[編集]- オスのマウス 340mg/kg
- オスのラット 410mg/kg
参考文献
[編集]- http://chemfinder.cambridgesoft.com/
- Takahashi, HIROAKI (1984). “Potentiated Toxicity of 2-sec-Butylphenyl Methylcarbamate (BPMC)”. Toxocological Sciences 4 (5): 718–723. doi:10.1093/toxsci/4.5.718.