バスクの兵士
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バスクの兵士(バスク語: Eusko Gudariak または Euzko Gudariak)は、内戦中のスペイン第二共和政においてバスク州の軍隊であったバスク軍の賛歌である。バスク州におけるフランコ政権の軍への反抗として歌われた。
ETAを筆頭にバスク民族解放運動に関係する周辺組織の賛歌としても使われた[1]。
旋律はアラバの伝統音楽であるAtzo Bilbon nengoanから来ている[2]。歌詞は、バスク民族主義党員のJosé María Gárate Córdobaによって1932年に作詞され、その後Alejandro Lizaso Eizmendiによって歌詞が追加された。
バスク語原詩 | 和訳 |
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Euzko Gudariak gera
Euskadi askatzeko Gerturik daukagu odola bere aldez emateko
mendi tontorrean goazen gudari danok Ikurriñan atzean |
我らバスクの兵士
バスクを解放せん 血を捧ぐ覚悟あり 祖国のため
山の頂で 征け、全兵士よ イクリニャに続け |
関連リンク
[編集]- ゲルニカの木:伝統的なバスクの賛歌
- Gora ta gora:公式のバスクの賛歌
- Marcha de Oriamendi :伝統的なカルロス主義者の歌。
- リエゴ賛歌:スペイン第二共和政の国歌
- バリケードへ:スペインにおけるアナキストの歌
- 王国行進曲:スペインの国歌
- Cara al sol:JONSファランヘ党の党歌
- インターナショナル:社会主義者の歌
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 原文は"irrintzi"、祝うときや遠くの者を呼ぶときに発する甲高い声のこと。同名の武装組織がバスク地方に存在するが、こちらは2006年に組織されたものである。
出典
[編集]- ^ “Chicago Tribune” (英語). Chicago Tribune (2024年9月20日). 2024年9月20日閲覧。
- ^ “Euzko gudariak - Auñamendi Eusko Entziklopedia” (バスク語). aunamendi.eusko-ikaskuntza.eus. 2024年9月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- Canciones republicanas de la Guerra Civil Española Archived 2003-03-03 at the Wayback Machine.. Lyrics with Spanish translation.