バイオニック
『バイオニック』 | ||||
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クリスティーナ・アギレラ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2008年 - 2010年 | |||
ジャンル | ポップ、エレクトロ | |||
時間 | ||||
レーベル | RCAレコード | |||
プロデュース | クリスティーナ・アギレラ、エスター・ディーン、ジョン・ヒル、クラウド・ケリー、レディトロン、ル・ティグラ、リンダ・ペリー、ポロウ・ダ・ドン、サミュエル・ディクソン、シーア、スイッチ、トリッキー・スチュワート、フォーカス... | |||
クリスティーナ・アギレラ アルバム 年表 | ||||
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『バイオニック』収録のシングル | ||||
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『バイオニック』(Bionic,表記は『···{Bi~on~ic}』)は、アメリカ合衆国の歌手クリスティーナ・アギレラの4枚目のアルバム。オリジナル・アルバムとしては『バック・トゥ・ベーシックス』以来約4年振りの発売となる。発売元はRCAレコード(アメリカ)。
背景
[編集]2008年11月に自身初となるベスト盤『キープス・ゲッティン・ベター〜グレイテスト・ヒッツ』をリリースした彼女だが、実はその9ヶ月前(同年2月)からビバリーヒルズにある自宅で今作のレコーディングを開始していた[1]。ベスト盤リリース後のインタビューでは「全曲新曲を取り揃えているのよ。2009年の夏にはリリースできればと考えているわ。」と語っていた。そして、そのアルバムのコンセプトが「未来」である事もこの時点で明らかになっている[2]。2009年8月にはアルバムが最終調整に入っていることや、様々なアーティストとコラボレーションしている事が判明。インタビューではその中のひとりであるシーアについて「今回のアルバムで一緒にたくさんの仕事をしたの。彼女は完璧な宝石よ。本当に侮れない才能のある存在なの。彼女との仕事をすごく楽しんだし、本当に超クレイジーなマジックを一緒に創ることができたように思うわ。」と語っている。 その他にもサンティゴールド、M.I.A.、レディトロンといった、彼女が尊敬するアーティスト達とのコラボレーションが実現している事も示唆した[3]。
2009年10月、Rap-Up.comでプロデューサーであるトリッキー・スチュワートはアギレラの新作を「彼女の最高傑作の1つ」と称賛した。インタビューでは「彼女はまた、いろいろミックスしているんだ。再びR&Bもポップも歌っている。全てを網羅しているけど、その全てを中間で合わせることに成功しているんだ。あまりに様々な要素が入っているからね。」と語っている。また、ラッパーのフロー・ライダーが新作に関与していることも記されている[4]。
2010年1月に雑誌『Marie Claire』にて、新作のタイトルが『Bionic』であることを公表。新作ではよりソフトな歌い方に挑戦したという。「"抑えた歌い方"は、過去には怖くてできなかったこと」だというが、「今の私は前よりももろく、同時に、前よりも強いの」と説明している[5]。同年3月25日に公式サイトにて、アルバムの発売日が6月8日に決定したことが公表された[6]。
セールス
[編集]全米チャートではアギレラの首位が確実視されていたが、結果は予想に反し初動11万枚で初登場3位と振るわなかった。前作『バック・トゥー・ベーシックス』の初動が34万枚を記録し首位を獲得していただけに、今作の不振ぶりが目立ってしまうことになった。
全英チャートでは初登場1位を獲得したものの、セールスは2万枚に留まり、全英過去最低の首位初動アルバムとなってしまった。
シングル
[編集]1.ノット・マイセルフ・トゥナイト - 2010年3月23日にアギレラのオフィシャルサイトにおいて、本アルバムからの先行シングルとして発表された楽曲。CDジャケットはモノクロ仕様で、アギレラが悪魔に扮してセクシーなポーズをとっている。プロデュースは世界的ヒット・メーカー、ポロウ・ダ・ドンが手がけている[6]。
2.ユー・ロスト・ミー - 同年6月18日にシングル・カットするとオフィシャルサイトで発表した。今作はオーストラリアの人気シンガー、シーアとの共作によるものである。
プロモーション・シングル
[編集]1.ウーフー - アメリカとヨーロッパの一部の国で、セカンドシングルとしてアルバム発売前に急遽先行リリースされた。最終的にプロモーション・シングルという扱いとなりPVも製作されていない。客演で人気女性ラッパー、ニッキー・ミナージュが参加している。
2.アイ・ヘイト・ボーイズ - ニュージーランドとオーストラリアでシングルカットされた。PVは製作されていない。
収録曲
[編集]通常盤
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
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1. | 「バイオニック」 | クリスティーナ・アギレラ、ジョン・ヒル、デイヴ・テイラー、カリーナ・ハーパー | ジョン・ヒル、スイッチ | |
2. | 「ノット・マイセルフ・トゥナイト」 | ジャマル・ジョーンズ、エスター・ディーン、ジェイソン・ペリー、グレッグ・カーティス | ポロウ・ダ・ドン | |
3. | 「ウーフー」(featuring ニッキー・ミナージュ) | アギレラ、ジョーンズ、ディーン、クラウド・ケリー、ミナージュ | ポロウ・ダ・ドン | |
4. | 「エラスティック・ラヴ」 | アギレラ、M.I.A.、ヒル、テイラー | ジョン・ヒル、スイッチ | |
5. | 「デスヌダテ」 | アギレラ、クリストファー・"トリッキー"・スチュワート、ケリー | トリッキー・スチュワート | |
6. | 「ラヴ&グラマー(イントロ)」 | |||
7. | 「グラム」 | アギレラ、スチュワート、ケリー | トリッキー・スチュワート | |
8. | 「プリマドンナ」 | アギレラ、スチュワート、ケリー | トリッキー・スチュワート | |
9. | 「モーニング・デザート(イントロ)」 | フォーカス... | フォーカス... | |
10. | 「セックス・フォー・ブレックファースト」 | アギレラ、ノエル・"ディテール"・フィッシャー・ジュニア | フォーカス... | |
11. | 「リフト・ミー・アップ」 | リンダ・ペリー | リンダ・ペリー | |
12. | 「マイ・ハート(イントロ)」 | |||
13. | 「オール・アイ・ニード」 | アギレラ、シーア・ファーラー、サミュエル・ディクソン | サミュエル・ディクソン | |
14. | 「アイ・アム」 | アギレラ、ファーラー、ディクソン | サミュエル・ディクソン | |
15. | 「ユー・ロスト・ミー」 | アギレラ、ファーラー、ディクソン | サミュエル・ディクソン | |
16. | 「アイ・ヘイト・ボーイズ」 | アギレラ、ジョーンズ、ディーン、ウィリアム・テイラー、ビル・ウィリングス、J・J・ハンター | ポロウ・ダ・ドン | |
17. | 「マイ・ガールズ」(featuring ピーチーズ) | アギレラ、キャスリーン・ハンナ、ヨハンナ・フェイトマン、JD・サムスン、ピーチーズ | ル・ティグラ | |
18. | 「ヴァニティー」 | アギレラ、ディーン、ケリー | エスター・ディーン | |
合計時間: |
デラックス版
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
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19. | 「マンデー・モーニング」 | アギレラ、 サンティ・ホワイト、ヒル、テイラー、サム・エディコット | ジョン・ヒル、スイッチ | |
20. | 「バブルヘッド」 | アギレラ、ホワイト、ヒル、テイラー | ジョン・ヒル、スイッチ | |
21. | 「バーズ・オブ・プレイ」 | アギレラ、キャシー・デニス、ヘレン・マーニー、ダニエル・ハント、ミラ・アロヨ、ルーベン・ウー | レディトロン | |
22. | 「ストロンガー・ザン・エヴァー」 | アギレラ、ファーラー、ディクソン | サミュエル・ディクソン | |
23. | 「アイ・アム(ストリップト)」 | アギレラ、ファーラー、ディクソン | サミュエル・ディクソン | |
24. | 「リトル・ドリーマー」(iTunes限定[7]) | アギレラ、デニス、ハント、ウー | レディトロン | |
合計時間: |
チャート
[編集]チャート推移
[編集]先代 ジャック・ジョンソン『トゥ・ザ・シー』 |
UK Albums Chart 第1位 2010年6月13日 - 20日 |
次代 オアシス『タイム・フライズ…1994-2009』 |
European Top 100 Albums 第1位 2010年6月26日 |
次代 ケイティ・メルア『The House』 | |
先代 ソウルフライ『オーメン』 |
Greek Albums Chart 第1位 2010年6月21日 |
次代 オアシス『タイム・フライズ…1994-2009』 |
出典
[編集]- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
- ^ [5][6]
- ^ a b [7]
- ^ “Bionic (Deluxe Version) by Christina Aguilera - Preorder Bionic (Deluxe Version) on iTunes”. Itunes.apple.com. 2010年5月23日閲覧。
- ^ “Christina Aguilera - Bionic - Music Charts”. Acharts.us. 2010年6月15日閲覧。
- ^ Austrian Charts
- ^ Belgian Flemish Charts
- ^ Belgian Wallonia Charts
- ^ Ifpi Czech
- ^ Canada Album Chart
- ^ Steffen Hung. “Christina Aguilera - Bionic”. danishcharts.com. 2010年6月20日閲覧。
- ^ “Christina Aguilera - Bionic” (Dutch). dutchcharts.nl. Hung Medien. 2010年6月11日閲覧。
- ^ “Christina Aguilera Debuts Atop Euro Chart”. Billboard (2010年6月17日). 2010年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月20日閲覧。
- ^ “Christina Aguilera - Bionic” (English). finnishcharts.com. IFPI. 2010年6月16日閲覧。
- ^ “Tops : Les Prêtres et Jessy Matador restent n°1” (French). Chartsinfrance. 2010年6月15日閲覧。
- ^ “Worldwide Charts” (June, 2010). June 20, 2010閲覧。
- ^ Greek Charts Archived 2012年6月18日, at WebCite
- ^ “Hungarian Albums Chart” (Hungarian). Mahasz. Magyar Hanglemezkiadók Szövetsége (2010年6月14日). 2010年6月24日閲覧。
- ^ “GFK Chart-Track”. chart-track.co.uk. GfK (2010年6月11日). 2010年6月11日閲覧。
- ^ Italian albums Chart
- ^ Japanese Albums Chart Archived 2010年8月31日, at the Wayback Machine.
- ^ Steffen Hung. “Christina Aguilera - Bionic”. charts.org.nz. 2010年6月15日閲覧。
- ^ Norwegian Album Charts
- ^ “Christina Aguilera - Bionic”. olis.onyx.pl. ZPAV. 2010年6月16日閲覧。
- ^ “Christina Aguilera - Bionic”. spanishcharts.com. Hung Medien. 2010年6月16日閲覧。
- ^ Swedish Albums Chart Sverigetopplistan
- ^ Steffen Hung. “Swiss Charts - Albums Top 100 20.06.2010”. swisscharts.com. 2010年6月20日閲覧。
- ^ “Archive Chart”. Theofficialcharts.com. 2012年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月15日閲覧。
- ^ “Week Ending June 13, 2010: Where's That "Genie" When You Need Her? - Chart Watch”. New.music.yahoo.com (2010年6月16日). 2012年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月20日閲覧。