ハーレーダビッドソン・クルーザー
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クルーザー (CRUISER) は、アメリカのオートバイメーカー、ハーレーダビッドソンが製造するクルーザータイプのオートバイシリーズの一種。
概要
[編集]1971年から2017年に販売されたダイナシリーズが廃止され、2018年にソフテイルシリーズへ統合[1]後、2022年よりハーレーのシリーズ名が一新されクルーザーシリーズとなった[2]。エンジンは2018年より登場した「ミルウォーキー エイト」で107ci(1,745cc)と114ci(1,868cc)が設定され[3]、2022年からハーレー史上最大となる117ci(1,923cc)が追加[4]。従来のシリーズ名から「M8ソフテイル」とも呼ばれる。
伝統的なアメリカンクルーザーから最新デザインを採り入れたカフェレーサースタイルまで揃えている。
- FXST - ソフテイル スタンダードとも表記。シンプルなボバースタイルでクルーザーシリーズとなってから、従来のスポークホイールからキャストホイールに変更となった。
- FLHCS - ヘリテイジ クラシック114とも表記。ディープフェンダーや革製サイドバッグや着脱可能な大型スクリーンを装備する伝統的スタイル。
- FXBBS - ストリートボブ114とも表記。エイプハンガーバーやチョップドフェンダーなどのチョッパースタイルで、従来のスポークホイールからアルミキャストホイールに変更となった。
- FLFBS - ファットボーイ114とも表記。1991年のデビューから30年以上製造されているモデルで、フロント160サイズ、リア240サイズの太いタイヤが特徴。ディッシュホイールが、スポークを持つオープンセンタースタイルに変更。
- FXFBS - ファットボブ114とも表記。倒立式のカートリッジフォークと前後16インチサイズのファットタイヤが特徴。
- FLSB - スポーツグライドとも表記。着脱可能なカウルとハードサイドバッグを備え、フロント18インチ、リア16インチのスポーティスタイル。倒立フォークや外部プリロード調整機能付リアモノショックを装備。
- FXBRS - ブレイクアウト114とも表記。フロントの大径21インチと、リアの240幅という極太タイヤの人気車種。2023年より117ciエンジンを搭載し、FXBRブレイクアウト117となる。
- FXLRS - ローライダーSとも表記。旧ダイナファミリーとして名を連ねていた人気モデル。クルーザーシリーズとなった2022年よりハーレー史上最大の117ciエンジンを搭載。
- FXLRST - ローライダーSTとも表記。2022年に登場し、ニューフェアリングや着脱可能式サドルバッグを装備したロングツーリング仕様で、ローライダーSとともに117ciエンジンを搭載。
- FLI - ハイドラグライドリバイバルとも表記。 1949年のHydra-Glideの誕生から75周年を記念し、2024年にシリアルナンバー入りの限定生産モデルとして復活。
脚注
[編集]- ^ “【速報!】ハーレー2018年ニューモデルがデビュー、なんとソフテイルがダイナと統合!! | バージンハーレー”. VIRGIN HARLEY. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “ハーレーダビッドソン、2022年モデルの全18車種を一挙発売! 1/27にはさらなる情報も?!│WEBヤングマシン|新車バイクニュース”. young-machine.com (2022年1月21日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ “ハーレー2018年モデルで刷新されたソフテイルファミリーの日本初披露となった「ALL-NEW SOFTAILデビューキャラバン」 | バージンハーレー”. VIRGIN HARLEY. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “【ニューモデル速報】排気量1923ccのミルウォーキーエイト117を搭載したハーレーダビッドソン2022年のヒーローモデル、8モデルが世界初公開! | バージンハーレー”. VIRGIN HARLEY. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “2024クルーザー”. Harley-Davidson. 2024年11月17日閲覧。
- ^ “新旧ソフテイルの違いを徹底解説”. ハーレーダビッドソン 東久留米 (カスタム)|ハーレーの新車、中古車. 2024年11月17日閲覧。