ハーバルアイ
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神5丁目7-3 福岡天神北ビル6階[1] 北緯33度35分40.8秒 東経130度23分52.3秒 / 北緯33.594667度 東経130.397861度座標: 北緯33度35分40.8秒 東経130度23分52.3秒 / 北緯33.594667度 東経130.397861度 |
設立 | 2015年(平成27年)12月1日 |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 7290001072169 |
事業内容 | 医薬品・指定医薬部外品・健康食品の通信販売及び店舗販売[1] |
代表者 | 代表取締役 中村航 [1] |
資本金 | 5609万9835円[2] |
売上高 | 12億円(2021年度)[3] |
従業員数 | 63人[1] |
関係する人物 | 橋口 遼(取締役会長・設立者)[4] |
外部リンク |
www |
株式会社ハーバルアイは、福岡県福岡市中央区天神に本拠を置き、医薬品・指定医薬部外品・健康食品の通信販売及び店舗販売を行う企業。漢方に特化した医薬品のEC販売を展開する[5]ほか、調剤薬局、オンライン診療事業なども行う[6]。
概要
[編集]2015年(平成27年)12月1日に、通販事業・コンサルティング事業を行う企業出身で、企業再生案件に従事した橋口遼により設立。設立のきっかけは、医薬品販売の規制緩和と、自身の体験から長時間かかる通院時間の問題に加え、地方では患者数が少ないために、調剤薬局において医薬品を揃えにくい問題が存在し、そこに新たな需要を見出したことなどがある[7]。
同社は「自然をハコぶ」をテーマに、東洋医学の思想に基づいた健康食品や漢方薬などの通信販売を行うが[8][9]、設立年である2015年に、薬事法改正により、一般用医薬品のインターネット販売が可能となったため、設立当初から漢方薬を初めとした一般用医薬品及び健康食品の通信販売を主軸とした事業を展開。医薬品のみならず医療と食事の2つの観点から長期的視野に立ち、持病を克服し健康を保持増進する「セルフメディケーション」の考えの元、事業を展開[5]。天神、糸島に店舗「漢方生薬研究所」を構える[10][11]。「漢方相談」を用いて、ユーザーが自分の体質を理解し、それに対応した漢方処方を判断、予防医療をネットで行える仕組みを構築し、ECブランド「漢方生薬研究所」にて販売[12][13]。規制の厳しいマーケットで、独自の地位を確立[8]。
2023年6月26日には、福岡市による「令和5年度外部人材によるIPO(新規上場)支援プログラム」対象企業に採択されている[14][15]。
沿革
[編集]- 2015年 - 12月1日、設立。
- 2018年 - 1月にFUNDINNOで第1回目の応募を実施し、457名の投資家から2925万円を調達。2019年6月に株式が1.5倍の価格で買い取られ、FUNDINNO初のイグジット達成案件となった[12][16]。
- 2020年
- 3月1日、株式会社漢方生薬研究所から現社名に変更[12]。
- 5月24日、2回目のFUNDINNOによる株式投資型クラウドファンディング募集を開始[12][17]。
- 9月28日、メンズコスメブランド「
BALDOL ()」発表。
- 2021年
- 3月8日、本社移転。
- 2022年
- 2023年
事業内容
[編集]- 医薬品・指定医薬部外品・健康食品の通信販売
- 調剤薬局
その他
[編集]ハーバルアイのスタッフで、YouTuber、TikTokerとしても活動中の元地方アイドル「全力会社員のよこちゃん」[22][23]が、同社広報・インフルエンサーとして活動している[24]。
主要取引先
[編集]- 株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス
- 大草薬品株式会社
- 本草製薬株式会社
脚注
[編集]- ^ a b c d e “COMPANY〜会社案内〜”. 株式会社ハーバルアイ. 2023年7月10日閲覧。
- ^ a b “痩身機器などの新ブランド設立 ハーバルアイ”. ふくおか経済Web (2023年4月2日). 2023年7月10日閲覧。
- ^ “CULTURE〜ソロバンで見るハーバルアイ〜”. 株式会社ハーバルアイ. 2023年7月10日閲覧。
- ^ a b “株式会社ハーバルアイ 新代表取締役交代に関するお知らせ”. 株式会社ハーバルアイ. 2024年1月30日閲覧。
- ^ a b 「漢方特化の医薬品を通信販売」『ふくおか経済』第398号、2021年10月、121頁、2023年7月10日閲覧。
- ^ “株式会社 ハーバルアイ代表 橋口 遼氏”. 社長の履歴書. ラーニングス. 2023年7月10日閲覧。
- ^ “漢方×D2Cで急成長中。新分野でビジネスを決意させた”娘との1分の体験”〈株式会社ハーバルアイ・橋口遼氏〉”. PIALA VENTURES. 2023年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月10日閲覧。
- ^ a b “「漢方」に特化したD2C(Direct to Consumer)ブランドで、独自のビジネスモデルを展開”. TandemSprint EC・通販法務サービス ファースト&タンデムスプリント法律事務所. 2023年7月10日閲覧。
- ^ a b “「日本山人参」栽培の㈲メイゲンを子会社化 ハーバルアイ”. ふくおか経済Web (2023年2月25日). 2023年7月10日閲覧。
- ^ a b 『漢方ECのハーバルアイがサプリメント総合比較メディア「サプリLABO」をオープン』(プレスリリース)株式会社ハーバルアイ、2022年12月27日 。2023年7月10日閲覧。
- ^ a b c d “FUNDINNO初のイグジットを達成した漢方ベンチャー「ハーバルアイ」が2度目の株式投資CF実施へ”. HEDGE GUIDE (2020年5月7日). 2023年7月10日閲覧。
- ^ “インタビュー 株式会社 ハーバルアイ”. H&Relations Japan. 2023年7月10日閲覧。
- ^ a b 『福岡市による「令和5年度外部人材によるIPO(新規上場)支援プログラム」対象企業に採択』(プレスリリース)株式会社ハーバルアイ、2023年6月26日 。2023年7月10日閲覧。
- ^ a b 「新規上場に向けて福岡市が2社支援」『西日本新聞』2023年6月28日。
- ^ “第16号案件 漢方生薬研究所 橋口代表 ~業績堅調な漢方製剤の医薬品のEC企業~”. Fundinno (2018年4月23日). 2023年7月10日閲覧。
- ^ “株式会社ハーバルアイが株式型クラウドファンディングを通じた資金調達を実施”. Founder (2020年5月24日). 2023年7月10日閲覧。
- ^ 『株式会社ハーバルアイが有限会社メイゲンの全株式を取得し子会社化』(プレスリリース)株式会社ハーバルアイ、2022年11月30日 。2023年7月10日閲覧。
- ^ “漢方EC等展開のハーバルアイ、宮崎県小林市などで日本山人参(ヒュウガトウキ)栽培のメイゲンを買収”. MARROnline (2022年11月30日). 2023年7月10日閲覧。
- ^ “NEWS”. 株式会社ハーバルアイ. 2023年7月10日閲覧。
- ^ “全力会社員のよこちゃん”. YouTube. 2023年7月10日閲覧。
- ^ “全力会社員のよこちゃん”. TikTok. 2023年7月10日閲覧。
- ^ “全力会社員のよこちゃん”. CLOUDCASTING. 2023年7月10日閲覧。