ハーディ郡 (ウェストバージニア州)
ウェストバージニア州ハーディ郡 | |
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設立 | 1786年 |
郡庁所在地 | ムーアフィールド |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 |
1,513 km2 (584 mi2) 1,510 km2 (583 mi2) 3 km2 (1 mi2), 0.19% |
人口 - (2010年) - 密度 |
14,025人 8人/km2 (21人/mi2) |
標準時 | 東部: UTC-5/-4 |
ウェブサイト | www |
ハーディ郡(英: Hardy County)は、アメリカ合衆国ウェストバージニア州の北東部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は14,025人であり、2000年の12,669人から10.7%増加した[1]。郡庁所在地はムーアフィールド市(人口2,544人[2])であり、同郡で人口最大の都市でもある。ハーディ郡は1786年にハンプシャー郡から分離して設立され、郡名はバージニア州の著名人サミュエル・ハーディに因んで名付けられた[3]。
歴史
[編集]ハーディ郡となった地域を最初に訪れたヨーロッパ人は1725年のジョン・バン・ミーターだった。最初期のヨーロッパ人開拓地は1730年代に設立された。
ハーディ郡は1786年にバージニア州の一部として設立された。1863年にウェストバージニア州が州に昇格したとき、これに付いてその郡となった。
ハーディ郡にはアフリカ系アメリカ人の歴史が豊富であり、南北戦争以前に多くの自由黒人が住んでいた。
地理
[編集]ハーディ郡をポトマック川南支流が流れ、その周りに景観の良いバレーを造っている。このバレーは幅が数マイルあり、その肥沃さが農業に向いていた土地を含んでいる。この地域では農業と牧畜業が常に雇用を生んできており、トウモロコシ、小麦、リンゴ、モモ、メロンなどの作物と牛や鶏が重要な利益を生んできた。トラクター農業が重要な役割を果たす中で、各過程は小さな庭園を持っている。
バレーの両側は高い山であり、地形は荒く、樹木が多い。野生生物も豊富におり、狩猟が気晴らしと食肉の供給源になっている。冬の雪は強風で吹き付けられ、吹きだまりが無数にできる。
ポトマック川南支流は清澄な流れであり、極めて広く、多くの場所では十分な深さがある。魚が多く、また景観の良い場所が多い。通常は穏やかな川が低い岸から上がってバレーに広がったときには、周辺の豊かな土地を包み、奪っていく。この川はバレーを流れる間に地質的に特別の様相を示す。数千年前には山を切り通して反対側に流れることもなかったが、それがきれいに抜ける水路を造っている。これが現在は狭く樋のような隙間となり、長さ約7マイル (11 km) に渡る「ザ・トラフ」と呼ばれるものである。現在この谷は数百フィートの深さがあり、両岸のほぼ垂直な岩壁の間を南支流が細く流れている
南支流バレーの中央部は高い山に囲まれ、南支流サウスフォークの合流点東に位置している所に郡庁所在地のムーアフィールド市がある。1860年には静かな農業地であり、人口は約1,500人だった。この時期には橋が無く、南支流を渡るとすれば、3マイル (5 km) ほど上流を渉るか、いつも忙しい渡し船を使うしかなかった。ムーアフィールドと交流があった主な町はピーターズバーグ、ロムニー、ニュークリーク(現在のカイザー)であり、ニュークリークとの間には駅馬車が走っていた。
アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は584平方マイル (1,512.6 km2)であり、このうち陸地583平方マイル (1,510.0 km2)、水域は1平方マイル (2.6 km2)で水域率は0.19%である[4]。
主要高規格道路
[編集]- アメリカ国道48号線
- アメリカ国道220号線
- ウェストバージニア州道28号線
- ウェストバージニア州道29号線
- ウェストバージニア州道55号線
- ウェストバージニア州道59号線
- ウェストバージニア州道259号線
隣接する郡
[編集]- ハンプシャー郡 - 北
- フレデリック郡 (バージニア州) - 東
- シェナンドー郡 (バージニア州) - 南東
- ロッキンガム郡 (バージニア州) - 南
- ペンドルトン郡 - 南西
- グラント郡 - 西
ハンプシャー郡 | ||||
グラント郡 | フレデリック郡 (バージニア州) | |||
ハーディ郡 | ||||
ペンドルトン郡 | ロッキンガム郡 (バージニア州) | シェナンドー郡 (バージニア州) |
国立保護地域
[編集]- ジョージ・ワシントン国立の森(部分)
- アメリカ合衆国国定電波静穏帯(部分)
人口動態
[編集]人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1790 | 7,336 | — | |
1800 | 6,627 | −9.7% | |
1810 | 5,525 | −16.6% | |
1820 | 5,700 | 3.2% | |
1830 | 6,798 | 19.3% | |
1840 | 7,622 | 12.1% | |
1850 | 9,543 | 25.2% | |
1860 | 9,864 | 3.4% | |
1870 | 5,518 | −44.1% | |
1880 | 6,794 | 23.1% | |
1890 | 7,567 | 11.4% | |
1900 | 8,449 | 11.7% | |
1910 | 9,163 | 8.5% | |
1920 | 9,601 | 4.8% | |
1930 | 9,816 | 2.2% | |
1940 | 10,813 | 10.2% | |
1950 | 10,032 | −7.2% | |
1960 | 9,308 | −7.2% | |
1970 | 8,855 | −4.9% | |
1980 | 10,030 | 13.3% | |
1990 | 10,977 | 9.4% | |
2000 | 12,669 | 15.4% | |
2010 | 14,025 | 10.7% |
基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
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収入[編集]収入と家計 |
都市と町
[編集]法人化市と町
[編集]未編入の町
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脚注
[編集]- ^ Quickfacts.census.gov - Hardy County Archived 2011年7月11日, at WebCite - accessed 2011-12-06.
- ^ American FactFinder - Moorefield, West Virginia - accessed 2011-12-06.
- ^ http://www.wvculture.org/history/counties/hardy.html
- ^ “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2013年4月13日閲覧。