ハーク! ザ・ヴィレッジ・ウェイト
『ハーク! ザ・ヴィレッジ・ウェイト』 | ||||
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スティーライ・スパン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1970年3月 Sound Techniques, London | |||
ジャンル | ブリティッシュ・フォーク・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | RCA, ユナイテッド・アーティスツ, ムーンクレスト, クリサリス | |||
プロデュース | サンディ・ロバートンおよびスティーライ・スパン | |||
スティーライ・スパン アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
オールミュージック | link |
『ハーク!ザ・ヴィレッジ・ウェイト』 (Hark! The Village Wait)は1970年にリリースされたイギリスのフォークロック・バンド、スティーライ・スパンのデビューアルバム。
解説
[編集]このアルバムは、リリース直後にバンドが解散し、メンバーを変更して再結成されたため、オリジナル・メンバーをフィーチャーした唯一のアルバムで、ライブパフォーマンスは一度も行われていない。このアルバムは2人の女性ヴォーカリスト(マディ・プライヤーとゲイ・ウッズ)をフィーチャーしたスティーライ・スパンの2枚のスタジオ・アルバムのうちの1枚であり、もう1枚は "Time" (1996) である。同じようなサウンドは、数年後にプライヤーがジューン・テイバーと組んでシリー・シスターズを結成した時にも聴かれた。全体的にこのアルバムのサウンドは基本的にフォーク・ミュージックで、ロックなドラミングとベースギターがいくつかの曲に加えられている。バンジョーが "Blackleg Miner"、"Lowlands of Holland"、"One Night as I Lay on My Bed" などの曲でフィーチャーされている。
アルバムのタイトルの "Wait" は、待つという行為ではなく、「wait (《英古》クリスマスの夜家々を歌い歩く唱歌隊[1]) 」という意味である。ウェイトとは、チューダー時代から19世紀初頭まである町で公費で雇われていた管楽器奏者のことだが、村ではそのような一団を雇うには小さすぎる可能性が高いため、 トーマス・ハーディの小説で言及されているように、ここで言うウェイトはおそらく後のクリスマス・ウェイツだろう。 また "Hark" は「中期英語から; hearの強意形[2]」なので、タイトル全体は「聴け! 村の歌唱隊を」となる。
長年にわたりバンドはこのアルバムの楽曲に何度も戻ってきた。セカンドアルバム『プリーズ・トゥ・シー・ザ・キング (Please to See the King)』では、"The Blacksmith" の新しいバージョンを提供した。"Blackleg Miner" の新しいライブバージョンは”Back in Line” (1986) に収録され、"Present--The Very Best of Steeleye Span" (2002) では3度目のバリエーションがが提供された。ライブアルバム "On Time" (1982) では "Twa Corbies" を取り上げた。"Copshawholme Fair" は2年前にプライヤーとティム・ハートがアルバム ”Folk Songs of Olde England Vol.2" に収録していた。ニューキャッスルトンとして知られるコプショー・ホルムは、1970年以来フォークフェスティバルの開催地となっている。プライヤーは数年前から、この近くのカンブリア州境を越えたところにある「ストーンズ・バーン」に住んでいる。
このアルバムに収録されている他の曲には、アカペラの "A Calling-On Song"(バンドが録音した多くのアカペラ曲の最初のもの)、"The Hills of Greenmore"、"Dark-Eyed Sailor" などがある。
ここに収録されている "Lowlands of Holland" のバージョンは、この曲の最も一般的なバージョンとは異なる歌詞を使用している。
アルバムはもともとイギリスでRCAで発売されたもので、ジャケットにはメンバー5人が橋の上に立つ、セピア調の写真が使われている。リリース当時、米国では発売されていなかった。再発盤のジャケットはコブハムのパブ「レザーボトル」のセピア色の画像に変更されており、1975年にUKクリサリスからリリースされた(米国ではUSクリサリスから初めて発売されている)。
トラックリスト
[編集]特記あるものを除き、すべてトラディショナル。
# | タイトル | Personnel | 時間 |
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1. | 「A Calling-On Song」(アシュリー・ハッチングス; Earsdon Sword Dance Song (Roud 610)の歌を基に[3]) | ||
2. | 「The Blacksmith」(トラディショナル、編曲:スティーライ・スパン) | Personnel:
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3. | 「Fisherman's Wife」(Ewan MacColl) | ||
4. | 「Blackleg Miner」 | Personnel:
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5. | 「Dark-Eyed Sailor」 | ||
6. | 「Copshawholme Fair」 |
# | タイトル | Personnel | 時間 |
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7. | 「All Things Are Quite Silent」 | Personnel:
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8. | 「The Hills of Greenmore」 | Personnel:
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9. | 「My Johnny Was a Shoemaker」 | Personnel:
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10. | 「Lowlands of Holland」 | Personnel:
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11. | 「Twa Corbies」 | Personnel:
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12. | 「One Night as I Lay on My Bed」 | Personnel:
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合計時間: |
パーソネル
[編集]- マディ・プライヤー - ボーカル、 5弦バンジョー
- ティム・ハート - ボーカル、エレキギター、エレクトリック・ダルシマー 、 フィドル 、5弦バンジョー、 ハーモニウム
- アシュリー・ハッチングス - ベースギター
- テリー・ウッズ - ボーカル、エレキギター、 コンサーティーナ 、 マンドラ 、5弦バンジョー、 マンドリン
- ゲイ・ウッズ - ボーカル、コンサーティーナ、 オートハープ 、 バウロン
- ゲストミュージシャン
- ジェリー・コンウェイ - ドラムス(トラック2-3、5-8)
- デイヴ・マタックス - ドラムス(トラック4、10-12 )