ハンタワディ国際空港
ハンタワディ国際空港(ビルマ語: ဟံသာဝတီအပြည်ပြည်ဆိုင်ရာလေဆိပ်、英語: Hanthawaddy International Airport)はミャンマーのバゴー地方域に建設が進められている新たな国際空港で、ヤンゴンから48マイル (77 km)[1]離れた場所にある。建設は2001年に始まった[2]が、その後中断している。空港建設予定地の総面積は36.42平方キロメートル (14.06 sq mi)[1]である。
ミャンマー政府は将来の開発に対応するため、2012年に建設を再開する計画を発表した[3]。韓国企業(漢拏建設、ロッテ建設、ポスコICT、錦湖産業)を含む仁川国際空港公社(IIAC)が率いる共同企業体は、新空港を建設し50年間運営するために、11億米ドルの契約を獲得した[4]。空港は年間1200万人の乗客を処理する能力を持ち、2018年までに運行を開始する予定であった。しかし、資金面での問題や旅客処理能力における不一致により、仁川共同企業体との契約は打ち切られ、2014年2月に新たな入札が行われた。
新たな入札では、2014年10月29日にシンガポールと日本の共同企業体が落札した。この共同企業体は、シンガポールのヨンナム・ホールディングス、チャンギ空港グループの子会社であるチャンギ空港設計建設、日本の日揮ホールディングスで構成されている。契約金額は14億5,000万ドルで、共同企業体は契約総額の49%を上限に日本政府から政府開発援助を受けることになっている。残りの資金は、民間の融資(5億1,700万ドル)と共同企業体からの投資(2億2,200万ドル)で賄われる。完成時期は2022年に延期された[1]。
関連項目
[編集]参照情報
[編集]- ^ a b c “New Bago airport delayed again, to 2022”. Myanmar Times. (31 Aug 2015)
- ^ “Oversea Major Project”. SUNJIN Engineering & Architecture. 23 June 2012閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Myanmar to add two new int'l airports to meet future development”. Xinhua. (19 Feb 2012)
- ^ Odedra, Rahul (12 August 2013). “Incheon-led consortium is preferred bidder for new Myanmar airport”. Moodie Report 17 August 2013閲覧。