ハリー・グレッグ
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名前 | ||||||
本名 | Henry Gregg | |||||
ラテン文字 | Harry GREGG | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 北アイルランド | |||||
生年月日 | 1932年10月27日 | |||||
出身地 | トーバーモア | |||||
没年月日 | 2020年2月16日(87歳没) | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | GK | |||||
ユース | ||||||
ウィンザー・パーク・スウィフツ | ||||||
コールレーン | ||||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1952-1957 | ドンカスター・ローヴァーズ | 94 | (0) | |||
1957-1966 | マンチェスター・ユナイテッド | 210 | (0) | |||
1966-1967 | ストーク・シティ | 2 | (0) | |||
代表歴 | ||||||
1954-1964 | 北アイルランド | 25 | (0) | |||
監督歴 | ||||||
1968-1972 | シュルーズベリー・タウン | |||||
1972-1975 | スウォンジー・シティ | |||||
1975-1978 | クルー・アレクサンドラ | |||||
1986-1987 | カーライル・ユナイテッド | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ヘンリー"ハリー"グレッグ MBE(Henry "Harry" Gregg MBE, 1932年10月27日 -2020年2月16日[1])は、北アイルランド出身の元同国代表サッカー選手、指導者。
来歴
[編集]クラブ
[編集]リンフィールドのリザーブチーム、ウィンザー・パーク・スウィフツでキャリアをスタートさせる。コールレーンを経て、18歳の時にアイリッシュ海を渡りドンカスター・ローヴァーズに加入。1957年12月、マンチェスター・ユナイテッドに23,000ポンドで移籍[2]。これはGKの移籍金としては当時最高であった[3]。
マンチェスター・ユナイテッドでは1957年12月21日のレスター・シティ戦でデビュー。マット・バスビー監督の下247試合に出場し、48のクリーンシートを達成した。1958年2月6日に起きた、多くのチームメイトが犠牲となったミュンヘンの悲劇では、ユーゴスラビアの外交官の母娘やバスビー監督を救出し、ミュンヘンの英雄と称された。
1963年のFAカップ決勝では肩の負傷の為にベンチ入り出来ず、その後もケガの連続でチームが優勝した1964–65、1966–67シーズンも満足にプレーすることは出来なかった。1967年夏にストーク・シティに移籍し、1年で引退した。
代表
[編集]北アイルランド代表では25試合に出場。1958 FIFAワールドカップでは4試合全てに出場、ベストイレブンに選出された。
指導者
[編集]1968年、シュルーズベリー・タウンの監督に就任。1972年11月、スウォンジー・シティ監督に就任するが、1975年2月に辞任。クルー・アレクサンドラに加入し1978年まで監督を務めた。その後デーブ・セクストンに誘われて古巣のマンチェスター・ユナイテッドでGKコーチを務め、セクストンがチームを去った1981年まで在籍した。次にルー・マカリの助監督としてスウィンドン・タウンに加入するが、マカリとの意見の不一致により1985年4月に解雇される。1986年カーライル・ユナイテッドの監督就任。
1995年、大英帝国勲章(MBE)受章。2008年7月1日、アルスター大学においてサッカーに対する貢献が認められて博士号を授与され、夏の卒業式で名誉学位を受けた[4]。
2020年2月16日、北アイルランドのロンドンデリー県コールレインにあるコーズウェイ病院で死去した。享年87歳[5]。 グレッグの訃報を受けてマンチェスター・ユナイテッドの選手たちは2月17日のチェルシーFC戦で喪章を着けてプレイした。
脚注
[編集]- ^ “Harry Gregg, former Manchester United goalkeeper and Munich air disaster hero, dies aged 87” (英語). テレグラフ. (2020年2月17日) 2020年2月18日閲覧。
- ^ “Harry Gregg delighted at line-up for Manchester United testimonial”. BBCニュース. (2012年5月12日) 2012年8月15日閲覧。
- ^ “Harry Gregg”. マンチェスター・ユナイテッドFC. 2012年8月15日閲覧。
- ^ “Honorary Degree for Munich Hero Harry Gregg”. アルスター大学. (2008年7月1日). オリジナルの2008年9月20日時点におけるアーカイブ。 2012年8月15日閲覧。
- ^ “Harry Gregg: Munich air disaster hero and Northern Ireland goalkeeping great dies”. BBCnews. (2020年2月17日) 2020年10月22日閲覧。
関連項目
[編集]- メーデー!:航空機事故の真実と真相(シーズン9第5話『MUNICH AIR DISASTER』に、当事者の一人として登場している。)
外部リンク
[編集]- Harry Gregg.com
- ハリー・グレッグ – FIFA主催大会成績