ハンマーヘッド (マーベル・コミック)
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(ハマーヘッド (マーベル・コミック)から転送)
ハンマーヘッド | |
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出版の情報 | |
出版者 | マーベル・コミック |
初登場 | 『アメイジング・スパイダーマン』 第113号(1972年10月) |
クリエイター | ジェリー・コンウェイ ジョン・ロミータ・Sr |
作中の情報 | |
フルネーム | ヨセフ(Joseph) |
所属チーム | マギア シニスター・シックス |
能力 | 巨大なハンマーと化した頭蓋 卓越した射撃の腕 殺し屋としての殺傷能力 |
ハンマーヘッド (Hammerhead)は、スパイダーマンシリーズに登場するスーパーヴィランのひとり。合金プレートに置き換えられた頭蓋骨を活かした攻撃を行うギャング。
原作漫画
[編集]本名は、ヨセフ(Joseph)
ヨセフの父親はイタリアに移住したロシア人だった。父親は自らのルーツに誇りを持っており、息子のヨセフがイタリア語を話しているのを見つけると、木づちで頭を殴るほどだった。
そのため彼は学校では出身を偽る、父親は死んだ等と嘘をついていた。この嘘か原因でいじめっ子から暴行を受け、彼は映画館までいじめっ子を追いかけ、相手を殴り殺した。その行為は犯罪組織マギアのメンバーに感銘を与え、若きヨセフはスカウトされ、すぐに組織内で頭角を現した。その頃には学生時代のあだ名である「ハンマーヘッド」と仲間からも呼ばれるようになっていた。
アメリカに移った後、ギャングの抗争で重症を負うと、瀕死の状態で「アル・カポネ・モブ」という古いギャング映画のポスターの下に置き去りにされた。その際たまたま通りかかったジョナス・ハロー医師によって救われ、砕けた頭蓋骨を合金プレートに置き換えて、頭部を平たい金床のような形に変えて医師は立ち去った。ヨセフは瀕死の際に目にしたポスターに影響され、1920年代のギャングの恰好をしたヴィランとなった[1][2]。
- 1972年発行のアメイジング・スパイダーマン第113号で初登場を果たし、度々、スパイダーマンの前に立ちはだかってきた。
- 2005年には、グリーンゴブリン、エレクトロらと共に架空の犯罪組織で悪のスーパーヒーローチームシニスター・トゥエルブ(邪悪なる12人)を結成した。
アニメ
[編集]- 1990年代のアニメ『スパイダーマン』ではニッキー・ブレアが声を担当した。吹き替えは髙階俊嗣が声を担当。
- 『スペクタキュラー・スパイダーマン』ではジョン・ディマジオが声を担当した。吹き替えは星野充昭が声を担当。
- 『アルティメット・スパイダーマン』ではジョン・ポリトが声を担当した。
- 『マーベル スパイダーマン』ではジム・カミングスが声を担当した。
ゲーム
[編集]- スパイダーマン ミステリオの脅威(GBA) - ボスの1人として登場。
- スパイダーマン2 エンターエレクトロ(PS) - ディー・ブラッドリー・ベイカーが声を担当。吹き替えは中嶋聡彦が担当。
- Marvel's Spider-Man(PS4) - キース・シルバースタインが声を担当。吹き替えは立木文彦が担当。
脚注
[編集]- ^ 週刊マーベル・ファクト・ファイル 第33号. デアゴスティーニ・ジャパン. (2019). pp. 19頁. JAN 4910340030291
- ^ スパイダーマン大全[増補改訂版]. 小学館集英社プロダクション. (2017). pp. 47頁. ISBN 978-4-7968-7706-0