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ハママンネングサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハママンネングサ
ハママンネングサSedum uniflorum
保全状況評価
絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: バラ目 Rosales
: ベンケイソウ科 Crassulaceae
: マンネングサ属 Sedum
: ハママンネングサ S. formosanum
学名
Sedum formosanum
和名
ハママンネングサ

ハママンネングサ (Sedium formosanum) は、ベンケイソウ科マンネングサ属に属するである。 シママンネングサとも。

海岸の岩の上に生える多年草である。全体に多肉質で、つやがあって無毛。茎は横に這い、やや間を開けて匙型の葉を互生する。ただし他のマンネングサ類のように這い回ってカーペット状の群落を作るようにはならず、小さな塊になる程度。茎に付く葉は基部から先端に向かって小さくなり、あまり匍匐茎的には見えない。むしろ草全体の姿としては立ち上がる花茎が目立ち、キリンソウの型とマンネングサの型の中間のようにも見える。

5月ごろに黄色の花が咲く。花茎は太くて立ち上がり、高さは高いものでは25cmになる。

絶滅危惧II類に指定されている。分布は九州南部から沖縄。国外では台湾フィリピンバタン島に分布する。