ハネウェル AGT1500
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AGT1500 | ||
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要目一覧[1] | ||
種類 | ターボシャフトエンジン | |
製造国 | アメリカ合衆国 | |
製造会社 | ライカミング・エンジンズ ハネウェル・エアロスペース | |
製造数 | ||
最初の運転 | ||
主な搭載機 | M1エイブラムス | |
形式 | ターボシャフトエンジン | |
サイズ | 1.6 m × 1.0 m × 0.7 m | |
直径 | ||
重量 | 1,000 kg | |
圧縮機 | ||
タービン | ||
出力 | 1,500hp(1,120kW) | |
燃料消費 | 190 gr/hp・hr | |
空気流量 | 5.0 kg/s | |
圧力比 | 14.5 | |
タービン入口温度 | 1,190 ℃ |
ハネウェル AGT1500は、M1エイブラムス戦車シリーズのエンジンである。エンジンは、元はストラッドフォート陸軍エンジン工廠内にあるライカミング・タービンエンジン・ディビジョンで設計、開発された。1995年、ストラッドフォート陸軍エンジン工廠の閉鎖後、生産はアラバマ州アニストンのアニストン陸軍工廠に移転した[2]。
エンジンの最大出力は1,500hp(1,120kW)で、最大時の回転力は2,750lb-ft(3,754N-m)である[3]。
エンジンは、ジェット燃料、ガソリン、軽油や船舶用軽油を含む多様な燃料に対応可能である。[3]
1970年代初頭、AGT1500からヘリコプター用の軽量エンジンであるPLT27が開発された。このエンジンは、UH-60、AH-64、SH-60というそれぞれ別々の3機種のヘリコプターの動力として選定に参加したが、ゼネラル・エレクトリック GE12(T700)に敗れた[4]。
出典
[編集]- ^ 川合他「特殊車両用ガスタービン -AGT1500 ガスタービンの開発まで-」,日本ガスタービン学会誌,Vol.4,No.16,1977年, P.48
- ^ Stratford Army Engine Plant (SAEP) Retrieved 9 August 2011.
- ^ a b AGT1500 page, Honeywell.
- ^ Leyes, p. 218
- Leyes II, Richard A.; William A. Fleming (1999). “5”. The History of North American Small Gas Turbine Aircraft Engines. Washington, DC: Smithsonian Institution. ISBN 1-56347-332-1