ハナキリン
表示
ハナキリン | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハナキリン
| ||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Euphorbia milii Des Moul. | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ハナキリン(花麒麟) | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Crown-of-thorns, Christ Plant |
ハナキリン(花麒麟、学名:Euphorbia milii)はマダガスカル原産のトウダイグサ科の低木。茎が多肉で棘が密生しサボテン(特に木の葉サボテン属のモクキリン)に似ており、花(花序を包む苞)が美しいので観賞用に栽培される。変種が多く、普通栽培されるのは変種 E. milii var. splendensで、さらに栽培品種が多数ある。
茎は直立するが、高くなると半つる状になり、這ったり他の物によりかかったりする。葉は長さ3cmほどの楕円形で若い茎の先端付近に多数付き、生長すると棘に変わる。棘で他の物にからまる。花は茎の先端に径1 - 2cmほどの杯状花序(トウダイグサ属特有の形)となり、1対の花弁状の苞があって、これが赤、橙、黄、白などに着色し目立つ。切ると出る乳液は有毒。
中東には古くから移入されていたとの説もあり、イエス・キリストが冠せられた「茨の冠」がこの植物だったとの伝説がある[1]ことから、「茨の冠」(英語:Crown-of-thorns)、「キリストの植物」(Christ Plant)などの名もある。
変種
[編集]次のような変種がある。
- E. milii var. bevilaniensis
- E. milii var. hislopii(E. hislopii)
- E. milii var. imperatae
- E. milii var. longifolia
- E. milii var. milii
- E. milii var. roseana
- E. milii var. splendens
- E. milii var. tenuispina
- E. milii var. tulearensis
- E. milii var. vulcanii