ハタケゴケ
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ハタケゴケ | |||||||||||||||||||||||||||
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ハタケゴケ
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Riccia glauca L. | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ハタケゴケ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
glaucous crystalwort |
ハタケゴケ(Riccia glauca)は、水田などに生育するコケ植物の1種。
分布
[編集]世界各地の湿地や庭先などに生育する。日本では水田や休耕田にも発生する。
形態
[編集]一年生の苔類。葉状体は黄緑色でロゼット状に広がる。葉状体の長さは5-10mm、幅2-3mm、背面に溝がある。ロゼットの大きさは最大約2cm[1]。葉状体の裏側からは仮根を伸ばす。胞子体は古くなった葉状体に付くことが多い[1]。胞子は暗褐色で80-100μm。
形態はミドリハタケゴケ (R. sorocarpa) などに類似するが、ミドリハタケゴケは葉状体が灰緑色になることなどで区別できる[2]。
利害
[編集]特に利用されない。水田に発生すると、水田雑草として扱われることもある。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Ian D.M. Atherton, Sam D. S. Bosanquet, Mark Llawley (2010) Mosses and Liverworts of Britain and Ireland: A Field Guide. British Bryological Society ISBN 978-0-95613101-0