ハイラト・シャーテル
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ムハンマド・ハイラト・サアド・エル=シャーティル(アラビア語: محمد خيرت سعد الشاطر 、Mohamed Khairat Saad El-Shaater、1950年5月4日 -)は、エジプトの技術者、実業家、政治家。現ムスリム同胞団副団長[1]。
ダカハリーヤ県出身。アレキサンドリア大学工学部卒[2]。富豪といわれており[3]、副団長でありながら、組織の事実上の最高実力者であるとされる[4]。
2012年エジプト大統領選挙の候補者として自由公正党に擁立された[5]が、選挙管理委員会に失格とされ、異議を申し立てたものの棄却されて出馬できないこととなった[6]。2013年エジプトクーデターでは、暴力行為を誘発としたとして逮捕され、カイロ南部の刑務所に勾留され[7]、逃亡中のムハンマド・バディーウとともに、6月にムスリム同胞団が市民を銃撃して死亡させた事件について殺人共犯容疑で起訴された[8]。
脚注
[編集]- ^ “Al-Shater Reinstated Deputy Chairman of Muslim Brotherhood in Egypt”. Ikhwanweb. 2012年4月19日閲覧。
- ^ “29 Muslim Brotherhood Members arrested, Egypt”. IHRC. 2012年4月1日閲覧。
- ^ “ムスリム同胞団候補は大富豪=大統領選で有力-エジプト”. 時事通信. 2012年4月4日閲覧。
- ^ 「「エジプト情勢 これからどうなる」② 横田貴之 日本大学准教授」横田貴之
- ^ “エジプト大統領選、イスラム組織が幹部擁立 選挙の軸に”. 朝日新聞. 2012年4月1日閲覧。
- ^ “大統領候補10人の異議退ける エジプト選管”. 中日新聞. 2012年4月18日閲覧。
- ^ 「エジプト訪問の欧米外交団、刑務所で同胞団幹部と面会」Reuters2013年 08月 6日
- ^ 「ムスリム同胞団最高指導者を逮捕 エジプト治安部隊」2013/08/20共同通信
外部リンク
[編集]- موقع المهندس خيرت الشاطر - 公式サイト