ハイドのアシュトン男爵
ハイドのアシュトン男爵 | |
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Arms:Sable on a Pile between two Crescents in base Argent a Mullet pierced of the first Crest:On a mount Vert a Mower proper vested paly Argent and Sable in the act of whetting his Scythe also proper Supporters:Dexter: a Mower proper vested paly Argent and Sable holding in the exterior hand a Scythe also proper; Sinister: a Boar Argent semée of Mullets Sable pierced
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創設時期 | 1911年6月28日 |
創設者 | ジョージ5世 |
貴族 | 連合王国貴族 |
初代 | 初代男爵トマス・アシュトン |
現所有者 | 4代男爵トマス・ヘンリー・アシュトン |
推定相続人 | ジョン・アシュトン閣下 |
相続資格 | 初代男爵の嫡出直系男子[1] |
付随称号 | なし |
現況 | 存続 |
モットー | Fide Et Virtute (With faith and valour) |
ハイドのアシュトン男爵(英: Baron Ashton of Hyde)はイギリスの男爵、貴族。連合王国貴族爵位。実業家トマス・アシュトンが1911年に叙されたことに始まる。
アシュトン家が男爵位以外に持つ爵位はない。
歴史
[編集]アシュトン家は綿産業によって財を成した一族で、男爵家の祖トマス・アシュトン(1855-1933)も家業を継いで実業家として活動した[2]。トマスはやがて政界に転じて、ハイド選挙区及びルータン選挙区選出の自由党所属庶民院議員を務めた[2][3]。彼は1911年6月28日に連合王国貴族として「チェスター州ハイドたるハイドのアシュトン男爵(Baron Ashton of Hyde, of Hyde in the County of Chester)」に叙された[2][1][4][5]。彼が没すると、爵位は存命の次男トマスが継いだ[3]。以降は初代男爵の直系子孫によって現在まで存続している[3]。
2代男爵トマス(1901-1983)はグロスターシャー副統監(Deputy Lieutenant of Gloucestershire)を務めた[3]。
その孫にあたる4代男爵トマス・ヘンリー(1966-)は保守党の政治家で[6]、2019年以降は現職の儀仗衛士隊隊長及び貴族院与党院内幹事(ボリス・ジョンソン内閣下)を務めている[7][8][9]。彼は1999年貴族院法制定以降も引き続いて貴族院に籍を置く92人の世襲貴族の一人で[6]、その彼がハイドのアシュトン男爵家現当主である。
爵位と一族にかかるモットーは、「信念と豪胆さとともに(Fide Et Virtute)」[3][4]。
ハイドのアシュトン男爵(1911年)
[編集]- 初代ハイドのアシュトン男爵トマス・ゲア・アシュトン (1855–1933)
- 第2代ハイドのアシュトン男爵トマス・ヘンリー・レイモンド・アシュトン (1901–1983)
- 第3代ハイドのアシュトン男爵トマス・ジョン・アシュトン (1926–2008)
- 第4代ハイドのアシュトン男爵トマス・ヘンリー・アシュトン (1958-)
爵位の推定相続人は、現当主の弟であるジョン・エドワード・アシュトン閣下(1966-)。
現在、彼には法定推定相続人も推定相続人もなく、彼以外に爵位を継承する資格を持つ者もいない。
脚注
[編集]註釈
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出典
[編集]- ^ a b "No. 28512". The London Gazette (英語). 11 July 1911. p. 5169. 2020年7月5日閲覧。
- ^ a b c “Ashton, Thomas Gair, first Baron Ashton of Hyde (1855–1933), industrialist and politician” (英語). Oxford Dictionary of National Biography. doi:10.1093/ref:odnb/9780198614128.001.0001/odnb-9780198614128-e-30473. 2020年7月4日閲覧。
- ^ a b c d e “Ashton of Hyde, Baron (UK, 1911)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年7月4日閲覧。
- ^ a b Arthur G.M. Hesilrige (1921). Debrett's peerage, and titles of courtesy, in which is included full information respecting the collateral branches of Peers, Privy Councillors, Lords of Session, etc. Wellesley College Library. London, Dean. p. 66
- ^ Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. pp. 159–160. ISBN 0-9711966-2-1
- ^ a b “Conservative Hereditary Peers’ by-election, July 2011: Result”. House of Lords (20 July 2011). 20 July 2011閲覧。
- ^ “Johnson 'absolutely' rules out early election” (英語). BBC News. (2019年7月26日) 2020年7月4日閲覧。
- ^ “The Rt Hon Lord Ashton of Hyde” (英語). GOV.UK. 2020年7月4日閲覧。
- ^ “REGISTER OF LORDS” (pdf) (英語). イギリス議会. p. 16. 2020年7月5日閲覧。