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ノート:Z/VM

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国際事務機械株式会社製造のメインフレームにおいて実現している仮想化(VertualMachine)技術でありソフトウェアの製品名。 2006年現在に注目されているVM技術の源であり、XenやVMwareserverやvirtualpcserverに多大な影響を与えている模様。 PCにおいてはインテル社製プロセッサでのVTサポートと合わせてますます比較される事が多くなると予想される。

バッチ

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> しかし、IBM社内ではバッチ処理システムをベースとしたMVS系が主流となったため、VM/CMSは補助的なOSとされる時代が続いた。

補助的な OS というのは間違っていないが、その理由にバッチが出てくるのは疑問である。バッチかどうかというより、提供するサービスの相違から、直接従事する人口が少なかっただけだと思う。VM が提供するのは単なるハードウエアであるため例えば経理処理1件ごとにブートから全て作らねばならないようなことが現実的ではなく、一連のプラットフォームを提供していた MVS とはもともと競合関係になかった。

>仮想機械内にDIAG(診断)命令を横取りする (中略) >(診断命令は対象モデルに依存した特権命令であり

X'83 にはニーモニックコードがなく、処理装置のマニュアルではフルスペルで DIAGNOSE もしくは diagnose と表記していた。さらに日本語の文献でも英単語をそのまま使っていた。DIAG なる表記は CMS 等ゲスト OS やアセンブラー言語のコメント欄で用いることはあったが、直接に X'83 を特定する語ではない。 --Strangeanimal 2010年4月22日 (木) 11:16 (UTC)[返信]

コメント歴史的にバッチ系中心のMVSと、オンライン系中心のVM/CMSは、私は違和感ありません。VM/CMS(専用ゲストOSであるCMSを含む)は、その後のミニコンやUNIXに相当するオンライン処理用マルチユーザーOSで、研究所や教育機関で広く使われました。またMVS(OS/360)はバッチ処理を基本に発展したのも事実で、初期のOS/360も現在からみればプラットフォームのみ(JESもBTAM/VTAMも、ましてやTSOも存在しないか別売だった)ので、当時は位置づけも大差なかったと思います(TSS/360も独立したOSとしては消えてしまったし)。その後、IBMがMVSを中心に据えてから、「VMは、MVSやVSEやTPFなどをSW分割するプラットフォーム」扱いが増えたのではないでしょうか。なお、当記事はen:VM (operating system)#Historyを参考に充実しても良さそうですね。--Rabit gti 2010年4月22日 (木) 12:07 (UTC)[返信]

先のノートは MVS と VM がスーパーバイザとハイパーバイザと呼び分けられているようにレイアの違うものであるという論旨であり、それへの反論(?)で CMS が VM の部分なのに JES や TSO は MVS の部分ではないといった奇妙な分類を持ち出されてもかみ合うものではない。よもや SVC か DIAGNOSE かで提供できるサービスに根本的な違いがあってそれゆえ MVS が VM に勝利したという経緯でもあるならそれこそ百科事典の記事として興味深いが、そんなことが仰りたいのではあるまい。VM には MVS の領分を切り崩す目的はもともとあったのか、その領分がバッチだったかどうかに関係はあったのか、自分が言いたいのはここである。--Strangeanimal 2010年4月23日 (金) 13:34 (UTC)[返信]

コメント話がかみあわず平行線のようですが一応コメントします。OS設計思想として対比した場合、MVSがバッチ系(I/O割込が基本、スループット重視)から発展し、VM/CMSは最初からオンライン・マルチユーザー系(タイムスライスが基本、レスポンス重視、大規模バッチは不得手)という、単なる対比の話です。CMSやTSOの話は「経理処理1件ごとにブートから全て作らねばならないようなことが現実的ではなく、一連のプラットフォームを提供していた MVS とはもともと競合関係関係になかった」との認識に対して「VMは当初よりCMSを含んで販売され、他社を含めた市販パッケージもあり、大多数のユーザーはブート(IPL)から作った訳ではない。MVSも元々は一連のプラットフォームを最初から揃えていた訳でもない。」という事実の指摘です。なお「切り崩す目的」は、経緯を見る限りでは時期にもよる。CP-40は最初はOS開発ツールとして開発されたが、VM/370以後はCMSも含まれてMVS(当時はOS/VS)等と並行して販売され(MVS系OSの補助OSとの位置づけではない)、MVSが主力と位置づけられてからは再び「仮想化モニタ」の用途が中心となった。--Rabit gti 2010年4月25日 (日) 08:18 (UTC)[返信]

本当にかみ合いませんね。マルチユーザやプリエンプティブマルチタスクが基本でない MVS というのを自分は知らないので、百科事典の一読者としてそのような記事があれば興味深い。大規模バッチには不向きとあるが、どのくらいの規模にどんな理由で境界が存在したのか、自分は知らないので百科事典の一読者としてそのような記事があれば興味深い。レスポンス重視とあるが、どんな馬の骨とも知らぬ他の VM が FAVOR される可能性があったり、すぐ Q3 にされる環境でどうやって応答時間を保証するのか、それとも CMS を V=R で使用していたのか、自分は知らないので百科事典の一読者としてそのような記事があれば興味深い。大多数のユーザが IPL から作ったとは自分も言っていないが、JCL や TSO で安全かつ柔軟にアロケーションができる環境と、DIRMAINT でスリリングな作業を強いられる環境は、提供するプラットフォームが比較になるものだったのか、自分とは異なる見解を示す記事があれば興味深い。VM が補助的な OS ではないとする見解は初耳であるが、「MVS の」とは限らないということであれば自分の見解とも一致する。--Strangeanimal 2010年4月26日 (月) 00:37 (UTC)[返信]

コメント 記事の既述の話からずれて来ましたが、知らない人が誤解しないよう事実を書いておきます。(1)IBMのマニュアル等ではMVSは「マルチユーザOS」とは書かれていません。多重アドレス空間であり、マルチタスクです。一般に「マルチユーザOS」は、VMや一部のミニコンOSやUNIXなどで、各ユーザーがプログラム作成や実行をできるものです。しかしMVSはプログラムを起動する操作員(コンソール)と、プログラマ(アドレス空間またはTSOユーザー)が、最初から分離されています。歴史的にはTSOは、OSユーザーというより、パンチカード読取機がオンライン化された形です(だから80桁)。(2) マルチタスクを実現する割り込みのトリガーをI/Oとするか、時間(タイムシェアリング)とするかは、プリエンプティブか否かとは無関係です。(3)VMは特にIBM 4300時代に、単独のOS(ゲストOSは標準のCMSのみ)としても広く使われました。元々、S/360の仮想機械を複数作成する仮想OSなので、常に補助的なOS(MVS/VSE/TPF/AIX/Linuxなどと組み合わせる)とは限りません。--Rabit gti 2010年5月17日 (月) 13:49 (UTC) 知らない人が誤解しそう? そうでしょうか。複数のユーザ ID を同一人物が使う可能性くらい今どき youtube が精一杯の人でも知っていますし、クローズバッチがシングルユーザだと主張する人を私は聞いたことがありません。この話に TSO は関係ないでしょう。インターナルリーダーか、実際の装置かでしかありません。操作員の無人化ですね。タスクではなくアクションがユーザ(プログラマではなく)に由来することさえ、今どきの人たちには1人がPCや端末を複数台持つことと何が違うのかと突っ込まれかねません。タイムスライスとプリエンプトが無関係というご主張は興味深いので、ぜひ記事にして頂きたいです。VM上でMVS/VSE/TPF/AIX/Linuxなどが動くとは限らないことから、VMが主たる地位を持つとでもおっしゃりたいのでしょうか。VMがなければベースコードがMVSと競合していたのですか?--Strangeanimal 2010年5月20日 (木) 13:56 (UTC)[返信]