ノート:Chrony
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1.「chronyは、Network Time Protocol (NTP) の実装である。」は、違います。
SNTP(Simple Network Time Protocol)の実装です。
2.「ntpdを置き換えるものである」違います。
適材適所で選択です。 ・通信回線が安定している場所ではNTPを推奨します。 ・通信回線が不安定な場所ではchronyを推奨します。
上記は同期方式の違いです。 ・NTPは、厳密なタイムサーバチェックを行い、最低5回以上パケット更新をしてサーバを評価し、合格すれば同期をします。 ・SNTPである、chronyは、サーバ通信できれば、簡易検定のみで同期します。 これが、不安定な場所やネットワークが混雑しても同期可能な理由です。
ただし、chronyを開発者は、置換えを推奨しています。 上記を理解して使用すべきです。
3.「ntpdとは異なり、ハードウェアタイムスタンプによるシステムクロックの同期に対応しており」
これはIEEE1588対応のNICを使用している場合に限って、PTPクロックを入手できるという事でしょ。 どこでも使えるものではありません。 この条件は、プロトコルスタックを使用せず、ドライバコミで生成しないとできません。 LSIのレジスタ仕様に依存するため、どこでも機能するわけではありません。