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ノート:1950年の日本の女性史

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「寡婦」から「未亡人」へ再修正について

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2007年10月2日 (火) 07:24 にShougai gakushuh center さんから、「未亡人」を「寡婦」へと修正がありました。

「未亡人」の語は、夫と共に死ぬべきなのにまだ死なない人 という意味から来ており、主としてフェミニストの間で、差別語であり使うべきではない、代わりに「寡婦」と言うべきだ、ということになったようです。「未亡人」の語が差別語の1種であることは十分理解できますし、「未亡人」でなく「寡婦」と言いたければ言えば良いし、その人に異を唱えるつもりはありません。
しかし、思想的にフェミニズムを篤く信奉していることが一般的に知られているような人でも、その著書である学術書では、「寡婦」でなく「未亡人」の語を使っている例が殆どです。
また、「寡婦」よりも「未亡人」の方が一般用語として絶対的にポピュラーです。「未亡人」の語は、言葉がその由来である意味を越えて生きたものとして成長してゆく一例を示しています。ですから、1945年から現在1954年までの主要部分を執筆した私は、あえて「未亡人」の語を使ってきました。
このページ1950年に「寡婦」と書かれた場合、それ自体大した問題ではない。再修正するほどのことでないとは思います。しかし、日本の女性史年表では「未亡人」の語は非常に多く使われています。もし、この全部を「寡婦」と書き換えられるとしたら、ちょっと待ってくれと言わせてもらいます。こんなことを考え、念のため、ここで、Shougai gakushuh center さんが「未亡人」を「寡婦」へと修正されたのを、あえて、元に戻させてもらいました。
ご了承下さい。--よしの祐子 2007年10月3日 (水) 04:31 (UTC)[返信]