ノート:高原山黒曜石原産地遺跡群
出典・内容についての疑問
[編集]本文には「遺跡の発見者である田村隆(千葉県立中央博物館歴史学研究科長)は、当時の人間の知的レベルは低く石材は拾うしかないという通説から、20年もの間、千葉県出土の石器の産地を求め関東地方の河原を探し続けた」とありますが、これはいったいどんな出典に基づくものでしょうか。河原で転石を探すのは別におかしなことではありませんが、黒曜石を露頭で採掘するのは別に新規な知見ではないはずです。
「国武貞克(当時城西大講師、現奈良文化財研究所)の提案」に、矢板岳友会のサイトを脚注として付けていますが、本文と無関係です。遺跡とも無関係ですし。
続く「その結果当遺跡群が2005年に発見された」という文に二つの出典が付けられていますが、これも本文との対応がよくわかりません。一つめの注にあたる論文を、アブストラクトだけでも読んでいれば、直前の説明(私がこの書き込みの第一段落で問題視した箇所)が全然別の書き方になるはずです。「その結果」と続けることはできないと思います。また、二つめのような、博物館の一時的な展示の解説ページがふさわしい出典とは思えません。
「那珂川支流荒川にある高原山の基盤である第三紀中新世の緑色凝灰岩の露頭から採取された石器を旧石器人が古鬼怒川沿いに南は房総半島の嶺岡山地の間約200km以上にも及ぶ長い領域の間を移動しながら使用していたことがわかっている」に、 千葉県立中央博物館の解説ページ[1]と[2]を注としていますが、本文の内容と対応してはいません。そもそも、あまりにも一般向けにかみ砕いたページは、百科事典の執筆の参考にも読者への案内としても、ふさわしいものではありません。
私は旧石器時代に詳しいわけではありませんが、少ない知識をもってしても、この記事は適当なネット検索で得た資料をいい加減に斜め読みして書かれたものではないかと疑えてきます。それは「概要」の見出しのもとに書かれていることが概要を示さず、「特徴」が特徴の話でなく、ばらばらであることからもうかがえます。表面的な出典の多さは、まともな記事を装う見せかけにしかなっていないようです。根本的に書き換えるか、いっそ一度削除することが必要ではないでしょうか。--Kinori 2011年7月9日 (土) 12:11 (UTC)
- 私が上記理由を添えて削った箇所を、秋田新幹線さんが「根拠のない思い込みによる編集を巻き戻し。ご自身で文献を調べてから必要と判断するなら削除してください」という理由で復活させました。私は上記のように根拠を示していますし、日本の旧石器時代についての本をある程度読んだ上で、おかしいと思った箇所を削り、改めました。もちろん、この記事で出典として提示された「文献」に目を通した上でのことです。それを具体的な反論なく書き戻すのはおかしいです。それこそ、文献を調べて適切な出典があるものを書いてください。見せかけの出典による独自研究を守り育てるようなことがあってはいけませんよ。--Kinori 2011年10月11日 (火) 04:05 (UTC)
- 利用者‐会話:秋田新幹線でも声をかけましたが、お返事をいただけませんでしたので、戻しました。--Kinori 2011年10月18日 (火) 07:25 (UTC)