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ノート:隷書体

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『程邈(ていばく)という者が略して発明した書体』というのは伝説だったのでしょうか?また戦国時代に既に隷書が行われていたとか。 よろしければ資料を教えていただけますか?(Gibbon)

手許に資料がありませんが、白川静『漢字百話』(中央公論社、1978)に出ておりました。 Kzhr 2005年12月3日 (土) 17:21 (UTC)[返信]

「説文解字」は隷書の起源を秦に求めており、中国版のWikipediaでも程邈の話が伝説であるとするような記述は見当たりません。 私の手持ちの漢和辞書「新漢和辞典」(大修館書店、1982)では隷書の起源を程邈に求めています。 私も「漢字百話」の論拠を探してみたいと思いますが、有効な論拠がないようなら程邈の話が伝説であるとの記述を元の通りに改めたいと思うのですがいかがでしょうか?--Gibbon 2005年12月14日 (水) 14:30 (UTC)[返信]

隷書が戦国に始まる、というのは私も漢字百話以外に見出せないでいますが、書体は誰か一人でできるものではないし(誰々にいたって完成した、というのはありますが)、秦の竹・木簡が隷書で多く書かれていたという事実は程邈が隷書を創始したのだとすると普及が早すぎる、という点、また小篆の誕生を始皇帝に求めなければなりたたないという点で無理があります。 Kzhr 2005年12月14日 (水) 14:46 (UTC)[返信]
ISBN 4-544-01077-2 にもあるそうです[1]。漢字百話を元に漢字の書体の流れを説明するウェブページもありました[2]Kzhr 2005年12月14日 (水) 14:54 (UTC)[返信]
紹介してくださったWebサイト等を拝見し、またKzhrさんのおっしゃることからも程邈についての私の知識は改まりました。ただ、このことをノートだけに書くのではなく本文にも組み込めば、本文の内容が深まって良いと思います。Kzhrさんの再度のご出馬を期待しております。レスが遅れましてすいません。--Gibbon

参考文献やリンク先の記事を参考に概要を書き直してみました。できるだけ正確にまとめようとしたつもりですが、不備があればどんどん修正してほしいです。また、雑誌の一特集を特筆する必要はないように思うのでコメントアウトし、参考文献も入手しやすく定評のあるものに差し替えてあります。--どん底 2008年6月7日 (土) 15:21 (UTC)[返信]