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ノート:陸軍航空総監部

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設立の経緯その他

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この記事が最初に作成された2006年4月6日の版からずっと「総監部設置の目的は航空兵科の拡大と専門分野の教育を専門機関が実施すべきとの事であるが、もう一つ理由がある。」などと書かれていますが、この一節を執筆した方はそれについての根拠となる出典参考書籍もまったく示されていません。しかもその理由として挙げられている、陸軍航空本部長は陸軍大臣に隷属する職であり、その一方で「師団長に相当する飛行集団長は親補職」だからという事実が、はたしてどれだけ設立の理由として重大なものなのでしょうか。(つづく)

そもそも飛行集団云々のずっと以前から陸軍の飛行部隊は親補職の師団長の指揮下にあり、その後はやはり天皇直隷の飛行団長の下にまとめられ、飛行集団など出てくるのはその後です。また、航空総監の本務は教育の統括です。それが飛行集団長が出てきたら、いきなり「親補職だから」と気にして航空総監部を設立する理由のひとつとして大きく扱う(しかもまったく出典もなく)執筆・編集は首肯できるものではありません。現在、私はアジア歴史資料センターおよび国立国会図書館デジタル化資料、戦史叢書(執筆者の多くは当時の陸軍部内に在籍)その他の史料・書籍で確認しています。また、記事中にある航空関係諸学校の説明にも疑問の残る点がいくつかあり(大刀洗・宇都宮・白城子の各陸軍飛行学校は熊谷校から「独立」したのか、など)、リンクさえ残せば説明文は削除したほうが良いと考えます。この陸軍航空総監部の記事は近日中に全面的に刷新するつもりです。(了)--Pem423会話2013年10月10日 (木) 08:18 (UTC)[返信]