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ノート:防空識別圏

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外部サイトの冒頭部分の記載に酷似しています。引き写しの可能性があります。61.210.247.164 2004年11月11日 (木) 12:25 (UTC)[返信]


削除依頼に出ていたので、初版と外部サイトを比較してみました。

外部ページは非常に長い文章ですが、第一段落の後半、第3文から第5文までが、投稿された文章と似ていると思いました。簡単に異同を列挙してみると、以下の通りです。

  • 投稿された文には、冒頭部分に定義文があり、リンクのためのタグや強調のための処理が施されていて、また、関連項目も掲載されている。
  • 冒頭の定義文は、外部ページの第3文とほぼ同じ。
  • 冒頭の定義文と関連項目を除いた、第2、3、4文については、記述内容の取捨選択、その配列、表現いずれもがかなりよく似ている部分が、外部ページの第一段落の最後の2文にある。
  • 但し、表現上は、句読点の位置が異なっていること、より平易な言い回しになっている部分があること(「防空部隊」と「防空に当たる部隊」など)などの違いはある。が、用いている語彙はほぼ同じ。

この主題について詳しいわけではないので他のサイトでどのように説明されているかも参照してみました。毎日新聞の用語解説と、JALの実用航空辞典、東奥日報、などがありました。内容的にはJALのものがかなりこの文章と似ていましたが、表現の上ではこの両者ほどは似ていませんでした。

(JALはリンクはトップページのみ、としているのでURLだけ記しておきます。 http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p310.html)

以上から、単なるいたずらの類ではないことはまず間違いないように思いますが、同時に、外部ページに依拠して作成された可能性も高いように思いました。

では、外部サイトに依拠したとして、これが著作権侵害になるか、ということを考えてみました。

内容の取捨選択、記述の順序、表現などについては、事実の伝達などが主な文章であっても、書き手の思想や感情が反映されることがあるので創作性が認められる可能性があると過去の判例にはあります。そこで、この文章についても、そのような意味で書き手の思想が反映されていると判断される可能性はあると思いました。具体的には、外部サイトでは防衛上の慣行にまつわるものとしてこの用語を解説しており、JALではむしろ航空会社の運行業務との関わりから記述している、などの違いも見られます。

仮に、JALと、上記外部サイトが似ているのが単なる偶然で、かつ、ウィキペディアへ投稿された文章が外部サイトに依拠したものだとすると、著作権法上は偶然の類似であることが認められれば侵害にはならないものの、同じような類似であってもそれが依拠の結果であれば侵害になるので、侵害になるだろうと思いました。

ただ、定義文だけに限ればあるいはこの主題をご存知の方にとっては当然の事実をそのまま表現しただけで創作性を見出す余地が全くないもの、ということになる可能性ももしかするとあるかも知れません。(別様の定義ができないか、というと当然できると思いますが。)

以上から、依拠があったとしたら著作権侵害になっている可能性は否定できず、削除が適当かと思いました。

まとめると、依拠の有無については、JALとの類似も気になるのですが、僕は、表現上の類似が著しいことからあった可能性が高いように思いましたが、例えば他の第3の資料に実は投稿文も、JALも、外部サイトも依拠していた、などの事情がある可能性も考えられるので、判断が難しいところです。

ですが、特に新たな判断材料などが出てこなければ、念のために削除、というのがいいかと思いました。Tomos 2004年11月16日 (火) 19:59 (UTC)[返信]