ノート:関係データベース管理システム
記事名変更の提案
[編集]現在の記事名「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」を「関係データベース管理システム」に変更することを提案いたします。 最近、次の記事名変更が行われました。
- リレーショナルデータベース --> 関係データベース
- データベースマネージメントシステム --> データベース管理システム
また実際に「関係データベース管理システム」はデータベース用語として広く使われています。 --秋雪 2007年3月5日 (月) 01:57 (UTC)
異論がでませんでしたので、移動依頼にだしました。 --秋雪 2007年3月19日 (月) 08:26 (UTC)
- すでに移動されてしまっているようですが、「関係データベース」という用語は一般的なのでしょうか。データベース理論の分野以外ではまず用いられないのではないかと思いますが。データベース理論の分野では「リレーショナルデータベース」という用語より一般的なのでしょうか。--KAWASAKI Hiroyuki 2007年3月21日 (水) 03:47 (UTC)
データベース理論の分野では「関係データベース」も「リレーショナルデータベース」もともに一般的に使われていると、認識しています。 「リレーショナルデータベース」から「関係データベース」への移動に際しては、データベース理論の用語として関係モデル (relational model)、関係代数 (relatinal algebra)、関係論理 (関係計算、relational calculus) が起稿されており (起稿したのは私ですが) 、これらの用語と比較しての一貫性を考慮いたしました。 --秋雪 2007年3月24日 (土) 04:39 (UTC)
- 一貫性を考慮した、というのは理由として分かるのですが、データベース理論以外の分野(実務者サイドなど)で「関係データベース」という用語がどの程度使われているのかも考慮する必要があると思います。用例は皆無ではないようですが、門外漢なのでなんともいえません。--KAWASAKI Hiroyuki 2007年3月24日 (土) 17:21 (UTC)
移動依頼は、いったん取り下げておきました。
この記事のようなデータベースの用語の記事名については、おっしゃるとおり実務者サイドの一般性を考慮する必要があると思いますし、また同時にデータベース理論における一般性も考慮する必要があると存じます。 情報システム開発の実務者サイドにおいては、「関係データベース」よりも「リレーショナルデータベース」のほうが使われる頻度が多い、ということはいえるかもしれません。 一方で、情報処理技術者試験 (基本情報技術者やテクニカルエンジニア (データベース)など) の試験問題では、relational database に相当する概念を指す用語として「関係データベース」が採られています。 「関係データベース」と聞けばほとんどの実務者サイドのソフトウェア技術者は relational database の概念だと理解できるでしょう。 思いますに、「『リレーショナルデータベース』と『関係データベース』のどちらが記事名としてふさわしいか?」という問いに対して客観的に正しい答えはないのではないでしょうか。 ウィキペディアとしてはどちらもふさわしいといえるでしょう。 記事の名称としてどちらを選ぶかについては、ウィキペディア執筆者が任意で決めて良いと思います。 --秋雪 2007年4月1日 (日) 13:38 (UTC)
1か月以上経ちましたが、KAWASAKI Hiroyuki さんからのコメントはありません。 KAWASAKI Hiroyuki さんは、この記事名変更に関する話し合いから撤退されたと判断します。 本記事の記事名を「関係データベース管理システム」に変更することについて、現時点で異論は無いと判断いたします。 --秋雪 2007年5月13日 (日) 14:36 (UTC)
移動依頼にだしました。--秋雪 2007年5月15日 (火) 10:44 (UTC)
- (移動に反対)ノート:関係データベースでFuji 3さんが示されているGoogleの検索結果などを参照すると、「関係データベース」、「関係データベース管理システム」よりも「リレーショナルデータベース」、「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」の方が相当に一般的な用語ではないかと思います(もっとも「RDBMS」の方がはるかに使われていますが、略称なので記事名にするわけにはいかないでしょう。)。上記のKAWASAKI Hiroyukiさんの疑義や、ノート:関係データベースでのFuji 3さんの意見も考慮すると、現時点では「リレーショナルデータベース」、「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」を支持する意見の方が大勢であると言えるのではないかと思いますので、移動は慎重にしていただきたいと思います。 --Metatron 2007年5月18日 (金) 15:44 (UTC)
(どちらかといえば移動に賛成)「リレーショナルデータベース」と「関係データベース」はどちらもよく使われる用語で、私の知っている範囲でいえば、前者は例えばOracleやPostgreSQLなどの説明(マニュアルなど)で使われ、後者は(上述のように)情報処理試験やC=J=デイト『データベースシステム概論』 (←RDBの古典)などで使われています。なので、どちらも正しい用語だけど、後者の方がより百科事典にふさわしいと私は考えています。Googleの検索結果だけで判断するのは、良い判断方法とは思えません。また、リダイレクト機能がある以上「関係」でも「リレーショナル」でも記事にはたどり着けるわけで、移動するのもしないのもそんなにこだわる必要があるのかな、というように思います。いままでRDB関連の記事は秋雪さんが中心になって執筆していることを考慮すると、用語の一貫性という利点を考えて、「関係データベース」への移動で問題ないように思います。j8takagi 2007年5月20日 (日) 12:28 (UTC)
- Googleの検索結果については、件数だけで表層的な判断するのは確かに適切ではないでしょうが、一般にどのような用語が使われているのかを知るための重要な指標になると思います。改めて自分でも調べてみましたが、Google等での検索結果は以下の通りでした(なお、Amazon.co.jp、紀伊國屋書店BookWebについては、単純な検索件数ではなく、和書の検索結果の一覧中で、書名にそれぞれの語が含まれる件数を数えたものです。また、特許電子図書館については、「公報テキスト検索」で「要約+請求の範囲」を検索したものです。)。
- 検索語 - Googleでの検索件数 - Yahoo! Japanでの検索件数 - Amazon.co.jpでの検索件数 - 紀伊國屋書店BookWebでの検索件数 - 特許電子図書館での検索件数
- relational database management system
- "リレーショナルデータベース管理システム" - 約 31,600 件 - 約18,100件 - 0件 - 0件 - 43件
- "リレーショナルデータベースマネージメントシステム" - 約 1,200 件 - 約326件 - 0件 - 0件 - 5件
- "関係データベース管理システム" - 約 1,020 件 - 約199件 - 0件 - 0件 - 23件
- relational database
- "リレーショナルデータベース" - 約 491,000 件 - 約176,000件 - 56件 - 64件 - 574件
- "関係データベース" - 約 91,800 件 - 約53,600件 - 4件 - 5件 - 279件
- relational model
- "リレーショナルモデル" - 約 12,400 件 - 約2,200件 - 0件 - 0件 - 10件
- "関係モデル" - 約 31,400 件 - 約17,600,000件 - 1件 - 1件 - 90件
- この検索結果を見る限りでは、ウェブ、書名、特許出願のいずれでも検索件数に相当な差があるので、"relational database"については「リレーショナルデータベース」が、その他の"relational"については「関係」という訳語がそれぞれ一般的であると言ってよいのではないかと思います。また、この記事だけに限っていえば、現在の「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」という記事名は不適切で、「関係データベース管理システム」か「リレーショナルデータベース管理システム」にした方がよいようです。この結果を踏まえて、わたしは、記事名を変更するのであれば、「関係データベース」→「リレーショナルデータベース」、「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」→「リレーショナルデータベース管理システム」が適当ではないかと考えます。
- なお、『データベースシステム概論』の著者であるC.J.デイトの著書の最近の訳書には『データベース実践講義―エンジニアのためのリレーショナル理論』のように「リレーショナル」が用いられているものがあるようです(ただし、Amazon.co.jpでタイトルを見つけただけで、内容は未見です。)。--Metatron 2007年6月3日 (日) 08:28 (UTC)
Metatronさん、ご調査いただきありがとうございます。
移動依頼は、いったん取り下げておきました。
現在の「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」という記事名は不適切で、「関係データベース管理システム」か「リレーショナルデータベース管理システム」にした方がよい、というお考えに賛成いたします。
ウィキペディア日本語版の記事の名称として、
- 「リレーショナルデータベース」「リレーショナルデータベース管理システム」
は利用頻度が多く、Metatronさんのおっしゃるとおり記事の名称として適切だと考えます。
一方で、
- 「関係データベース」「関係データベース管理システム」
もまた一定の利用頻度があり、適切な記事の名称だと考えます。
Metatronさんが言及されました、クリス・デイトが著した『データベース実践講義―エンジニアのためのリレーショナル理論』は、私の手元にあり既にひととおり読みました。 この本の英文書名は "Database In Depth" です。 クリス・デイトによる関係モデル (リレーショナルモデル) の近年の知見について丁寧に説明された、良書だと思います。
『データベース実践講義―エンジニアのためのリレーショナル理論』では、どうも「リレーショナルデータベース」や「関係データベース」の語は本文には現れないようで、単に「データベース」とのみ言及されているようです。 なお訳文では、訳語は次のようになっているようです。
- relational model --> 「リレーショナルモデル」
- relational algebra --> 「リレーショナル代数」
- relational calculus --> 「リレーショナル計算」
- relation --> 「関係」
また一方で『データベースシステム概論』での訳語は、次のようになっています。
- relational model --> 「関係モデル」
- relational algebra --> 「関係代数」
- relational calculus --> 「関係論理」
- relation --> 「関係」
ところで、『データベース実践講義―エンジニアのためのリレーショナル理論』と『データベースシステム概論』は、訳者が違います。 前者の訳者は株式会社クイープ、後者は監訳者が藤原譲さんとなっています。 仮定の話ですが、もし前者の本がもし藤原さんが関わって訳されたのだとしたら、前記の訳語はまた異なった用語 (「関係モデル」など) が採用された可能性があります。 逆に、もし株式会社クイープの方々が後者の本を訳されると仮定したら、「リレーショナルモデル」などの訳語を採用するでしょう。
「関係データベース管理システム」が一般的な用語ではない、とは私は認識してはおりません。 「関係データベース管理システム」も「リレーショナルデータベース管理システム」もともに一般的な用語と、認識しております。 --秋雪 2007年6月10日 (日) 07:54 (UTC)
「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」という現在の記事名称が不適切であること、「リレーショナルデータベース管理システム」かもしくは「関係データベース管理システム」に移動することが妥当であること、およびこの2つのどちらの移動後名称候補も記事名として妥当であることについて、合意が得られていると、判断します。
私が、記事名変更の提案をして後、1年半以上経ち、その間このノートページで、複数の方々と話し合ってきました。 「リレーショナルデータベースマネージメントシステム」という現在の記事名称のまま長く放置しておくことは、好ましくありません。
再度、移動依頼に出してよろしいでしょうか。
移動後名称としては、「リレーショナルデータベース管理システム」と「関係データベース管理システム」のうちどちらでもいいのでしょうが、私としては、「関係データベース管理システム」への移動を考えています。 --秋雪 2008年12月4日 (木) 14:23 (UTC)
再度、移動依頼にだしました。 --秋雪 2008年12月27日 (土) 04:08 (UTC)
- (報告)移動しました。内部リンクの修正等よろしくお願い致します。--Baldanders 2009年1月10日 (土) 15:05 (UTC)