ノート:金田一耕助
最後の事件のあとの消息
[編集]最期の事件のあとの金田一耕助の消息については「不明」とする向きがあります。
しかし、『横溝正史読本』での小林信彦氏との対談において、横溝正史自身が「昭和50年に帰国する」と語っています。…作者が決めちゃったことなんで確実、というわけで、「金田一耕助は昭和48年に渡米するも、昭和50年には帰国している」ということになります。
ただし、金田一が周囲に対して消息不明を通したかどうかまでは分かりません。 - 202.221.184.194 05:26 2003年12月2日 (UTC)
犯人に自殺させる結末
[編集]この項目はネタバレにしたくなかったので、「金田一耕助のパスティシュ・他」の項目での等々力警部の発言がどの作品にあるのかは書かなかったのですが、作品名は書いたほうがよいのでしょうか?--Neigh 2005年10月2日 (日) 13:46 (UTC)
- 何の話題か不明な記録になっているが、時期から2005年10月2日 (日) 13:21の編集のことと考えられる。
- --Dakarananyanen(会話) 2021年4月7日 (水) 13:04 (UTC)
経歴情報の大幅増訂
[編集]金田一耕助の経歴を手元の資料で大幅加筆致しました。不明瞭な点ございましたらご指摘お願い致します(Yagyu8 2005年11月17日 (木) 23:44 (UTC))
ソフト帽
[編集]「金田一です/石坂浩二」の中の記述で、市川崑の台詞の中で「帽子もソフトじゃダメ。もっと頭になじむ普通のものがいいね。」という台詞があったので「ソフト帽」を調べてみた結果、どうも違う事が判明しましたので書き換えます。(台詞内容は、松野一夫による「本陣殺人事件」の挿絵の格好「和服(羽織)姿に杖、頭にはソフト帽」を言ったもの)(柳生八兵衛 2007年1月6日 (土) 11:59 (UTC))
短遍について
[編集]霧の山荘や蝙蝠と蛞蝓の短遍は一つにまとめた方が良いと思います。
- (例)
- 霧の山荘
- 内容
- 出版経緯
- 登場人物
- 蝙蝠と蛞蝓
- 以下同じ
- --Watatti 2007年1月14日 (日) 11:11 (UTC)
修正の要望
[編集]定期的にメンテされている方がいらっしゃるようですので、修正の要望を提案します。
- 女癖が悪いことなどもある
原作にはこのような記述は見受けられないと思われます。典拠を明記いただくか、削除をお願いします。
- 10月初旬『松月』の建て替えのため、三角ビルを再使用する。
原作に典拠なし。削除をお願いします。
- 年代不明の語られざる事件
「年代が判明している語られざる事件」という項もないので、単に「語られざる事件」で良いのではないでしょうか?
- ここは自由に編集できる場ですし、内容に根拠があれば修正されても良いと思いますよ。自分は基本的に元からある文章は残すスタイルで来てますので、上記の2点についてはそのまま放置していました。最後の一つに関しては表現の問題ですので、問題なければ放置の方向でお願い致します。がんばって充実させていきましょう。(柳生八兵衛 2007年3月21日 (水) 09:23 (UTC))あと、署名は忘れずに。
- 柳生八兵衛様、コメントをありがとうございます。 さっそく修正してみました。 「語られざる事件」については、作中に年代が明記されているものもありましたので、それらを補填の上、タイトルから削除しました。 語られざる事件は、よほど重大なものでない限り「経歴」の年表に加える必要はないとの認識なのですが、このことについては異論をお持ちの方もいるかもしれません。 慎重に修正を重ねていければと思います。 今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
- Viscount Tsubaki 2007年3月21日 (水) 17:12 (UTC)
「プロフィール」欄の「彼を演じた俳優は」から「賛否両論分かれるところではある。」までの部分は金田一耕助のプロフィールではないし、「演じた俳優」が別項として設けてあるのですからそちらに移動した方が良いのではないでしょうか? 私自身は別に金田一耕助について詳しいわけでもなく、自分で修正するのもためらわれますので、ここに指摘させて頂きます。(アカウントなしの通りすがりの者の意見です。)
- ご指摘の箇所、修正してみました。(Viscount Tsubaki 2007年4月15日 (日) 12:26 (UTC))
- 経歴の項に「昭和25年(1950年)10月18日~20日、11月25日「迷路荘の惨劇」」「昭和26年(1951年)(中略)5月上旬、17日~31日、6月6日~中旬「女王蜂」」とありますが、「迷路荘~」の一節に「女王蜂の件で静岡県警に金田一の名が知れていた」というものがあります。ただ、「女王蜂」の方には昭和26年という数字がはっきり書かれてるんですよね・・・どっちを取ったものかw--武蔵野明日香 2012年2月10日 (金) 02:19 (UTC)
- 作品間の記述の矛盾をつつけば、もっといろいろ出てきます。ただそれを元にWiki上で解釈を加えることは「独自研究」にあたるのではないかと思います。Wikipediaは単なる事典なので、本文の記述を愚直に引き写すのみでよいのではないでしょうか。(--椿英輔 2012年2月10日 (金) 03:02 (UTC))
- 経歴の項に「昭和25年(1950年)10月18日~20日、11月25日「迷路荘の惨劇」」「昭和26年(1951年)(中略)5月上旬、17日~31日、6月6日~中旬「女王蜂」」とありますが、「迷路荘~」の一節に「女王蜂の件で静岡県警に金田一の名が知れていた」というものがあります。ただ、「女王蜂」の方には昭和26年という数字がはっきり書かれてるんですよね・・・どっちを取ったものかw--武蔵野明日香 2012年2月10日 (金) 02:19 (UTC)
語られざる事件について
[編集]山田正紀『僧正の積木唄』ですが、以下の2点で「サンフランシスコの日本人間で起きた、危うく迷宮入りをしそうになった奇妙な殺人事件」ではなく、その後に起きた事件と推定されます。
- 金田一耕助と久保銀造がすでに知り合っており、銀造の依頼で金田一が捜査に乗り出す。
- 事件の舞台はニューヨークであり、「サンフランシスコの日本人間で起きた事件」と矛盾する。
金田一耕助のパスティシュではありますが、原作で語られていない事件のため「語られざる事件」に列挙するのは不適切と思われます。--椿英輔(会話) 2012年3月17日 (土) 08:36 (UTC)
- 椿英輔さん、『僧正の積木唄』はニューヨークの事件であり、「サンフランシスコの日本人間で起きた事件」解決に際し知り合った銀造の依頼で金田一が捜査に乗り出したもので、「原作で語られていない事件のため「語られざる事件」に列挙するのは不適切」のこと、承知いたしました。本文の記述を除去します。今後ともご教示のほど、よろしくお願いいたします。--エヴァンズの秘書 2012年3月17日 (土) 19:08 (UTC)
語られざる事件の配列
[編集]「語られざる事件」の記述順序を少し整理したので、方針を記録しておきたいと思います。誰かが決めたわけではなく自然派生的なものと思われますが、後付けで以下のような方針が暗然に存在したものと解釈すれば、今後の整理の指針になると思います。
基本的考え方:可能な限り作品世界内の設定時系列に従う
- (1)言及作品と同時進行(含直前直後)の事件を言及作品の時系列に沿って配列(同一作品での言及は記述から想定される時系列順)
- (2)言及作品で年代が特定されている事件を該当する年代に挿入
- 『犬神家の一族』以前の事件も、数が少なく一部に軽微な不確定性があるのみなので、可能性が高いと思われる順序に挿入
- (3)『犬神家の一族』と『女王蜂』の間に同時進行事件が無いので、その間の年代特定事件の直前に、設定年代が『女王蜂』以降の作品で言及されている年代不確定事件を言及作品の順序に挿入
- ただし、同種の事件は早い順序のものに揃える(具体的には『不死蝶』で言及された信州の事件、『悪魔の降誕祭』で言及された夢中遊行、『雌蛭』で言及された多門六平太関連)
--Dakarananyanen(会話) 2023年3月29日 (水) 07:49 (UTC)
「登場作品リスト」の配列
[編集]金田一耕助#登場作品リストは2020年1月11日 (土) 12:52 (UTC) 以前の段階では「初出順」「時系列順」「どちらでもない不自然な順序」が混在する、混乱した配列になっていました。そこで、2020年1月16日 (木) 09:53 (UTC) までに修正しましたが、原状を重視したうえで「初出順」と「時系列順」を妥協的に合わせた配列とし、どちらかに徹底した配列にはしませんでした。その時点では「初出順」の情報が整理できていなかったからです。
「時系列順」は金田一耕助#経歴で判明するので、「登場作品リスト」は「初出順」とするのが望ましいところです。この「初出順」の整理ができたので、再修正を行いました。情報源としては、既にWikipediaに記載されている情報と「宝島社『別冊宝島 僕たちの好きな金田一耕助』 ISBN 978-4-7966-5572-9 金田一耕助登場全77作品 完全解説」および光文社文庫『金田一耕助の新冒険』 ISBN 4-334-73276-3)巻末「金田一耕助登場作品リスト」を用いました。さらに検証していただければ幸いです。
改稿が行われた作品については、どの時点を「初出」とみなすかに選択の余地があります。そこで、どのような選択としたかを記録しておきます。
- 改稿前の原型作品に金田一耕助が登場する場合は、原型作品の初出によるのを原則としました。ただし『白と黒』は改稿経緯が複雑であるうえ、内容的にも改稿時点での現在で作品世界が構成されているという条件や、改稿長編も連載で初出情報の体裁が揃うという条件も揃っているため、改稿で全く新たな作品が初出したとみなすことにしました。
- 原型作品に金田一耕助が登場しない場合には、改稿後の作品世界が原型作品執筆時の現在に近い『車井戸はなぜ軋る』『暗闇の中の猫』『人面瘡』は原型作品を初出とみなし、改稿時点での現在に近い『首』『七つの仮面』『赤の中の女』は改稿作品を初出とみなしました。
なお、「長編」と「短編」の区分は一定しておらず、Wikipediaの中でも統一されていません。具体的には『悪魔の降誕祭』『死仮面』『毒の矢』は「金田一耕助#登場作品リスト」では短編に分類され、「横溝正史#推理小説(金田一耕助)」では長編に分類されていました。このうち『死仮面』はTemplate:横溝正史でも長編に分類されていたので、2020年1月11日 (土) 12:52 (UTC) の段階で長編に変更しました。『悪魔の降誕祭』『毒の矢』は原状のまま変更していません。
--Dakarananyanen(会話) 2020年1月21日 (火) 13:56 (UTC)
金田一耕助の洋装に関する出典
[編集]金田一耕助#容姿における金田一の洋装が似合わないという文脈に
- 「似合わない格好」だと揶揄されたりすることが多く
- 作中でも「これが金田一が和服にこだわる理由だろう」と推測されている
という記述が従前から出典作品を明記せずにありました。これに対して、2022年2月17日 (木) 12:47 (UTC) の編集で「(『雌蛭』)」との注記が追加されましたが、『雌蛭』にはこの表現は見当たりません。実をいうと、どの作品にこの表現があるのかをずっと探していたのですが、発見できていないのです。金田一が実際に洋装で登場する場面における、洋装を嫌って和服にこだわる理由につながる文言は、
- 『幽霊男』『華やかな野獣』: 特に無し
- 『支那扇の女』: 「なるほど、この男が洋服をきらうのもむりはない。」
- 『雌蛭』: 「これではこの男が洋服を忌避するのもむりはない。」
といったところだと思います。 とりあえず暫定的な処置として、「これが金田一が和服にこだわる理由だろう」を排除し、『雌蛭』での表現に差し替えておきます。また、金田一自身が和服にこだわる理由に言及している『蜃気楼島の情熱』についても触れておきます。再検証のうえ、出典作品明示に基づく改訂を加えていただくことを望みます。--Dakarananyanen(会話) 2022年2月19日 (土) 13:35 (UTC)
「蝙蝠と蛞蝓」の年代推定
[編集]利用者会話ページで問題提起があったのですが、広く議論するべき内容だと思うのでこちらへ移します。
別に「昭和21年を入れたい」というのが先にあるわけではありません。「誤った根拠に基づく昭和22年説」を排除したいというのが主たる理由で、従たる理由としては以下のようなものがあります。
- 信頼性の是非はともかくとして事実として定説的に流布している昭和21年説を明確に否定するような表現は、余程の確実な根拠が無い限り拙い。
- 元々年代特定根拠に乏しい作品であり、昭和21年11月(言及されている法令の公布時期)~翌年9月(作品発表時期)という幅を絞る根拠が無い状況では、「早い推定時期+推定幅」という形で記述するのが解りやすい(遅い推定時期から遡って記述するのは解りにくい)。
農地改革や財産税に関する山名の科白は解釈の振れ幅が大きすぎて根拠にならないと思います。政策の直接の効果(農地に関する権利が実際に失われたなど)の話とも、政策を見据えた前倒し的な動き(農地を担保にすることが拒絶されるなど)や将来の見通しの話とも、何とでも解釈できます。「新憲法の精神」云々についても、「精神」という表現は施行前(特に公布直後)に相応しいようにも思えます。何れにしても時期推定幅を絞る根拠にできるものではありません。
--Dakarananyanen(会話) 2022年8月13日 (土) 08:26 (UTC)
- なるほど、少しでも可能性があるなら上限準拠で記載ですか、ただもう少し細かく「物語開始が昭和21年11月12日以後-昭和23年8月中旬以前」「お繁殺人事件が昭和21年11月月末-昭和23年8月月末」でいいんじゃないですか?(表記は昭和21年の項に「11月12日以後-昭和23年8月中旬以前・左記より半月後の数日」)
- 「法律関係に触れているなら最低でも公布以後の話である(それ以前では知りようがない)」という条件だと、まず劇中で出てくる話で関係した法律が分かる物は「預金封鎖」「財産税」「農地改革」「新憲法」で、これらの中で公布が一番最後は財産税関係の法律(財産税法)の昭和21年(1946年)11月12日。この発言が出てくる山名と湯浅の会話から「半月ほど」で事件が起きている説明があり、事件日が「11月の月末頃以後」でないとこのやり取りができません。
- 次に下限ですが、冒頭の説明でお繁の引っ越してきたのが「3年前」、これが戦中だったので昭和20年8月15日以前(さすがに引っ越しの当日終戦では羽振りがいいなんてわかりようがないのでもっと前だろうが)、よって昭和23年8月中旬以前。それから半月後は「8月の月末」頃です。--電流丸(会話) 2022年8月20日 (土) 15:47 (UTC)
- 「年代の下限は作品発表年まで」という縛りはおかしいと思います。別に執筆時より近未来が舞台でもおかしくは無いでしょう。実際同作者の『真珠郎』(連載:昭和11-12年)で昭和18年を思わせる記述があるものもありましたし(他の個所と矛盾があるので誤記かもしれないがどの単行本でも未修正)。
- あの後調べてみた所、農地改革で法律の施行は昭和21年(1946年)の年末ですが、実際に土地買い上げが始まったのは「昭和22年(1947年)の3月31日」だそうです(農地改革のページ参照)。地主である山名の実家がすでに経済的にダメージ(「二重に痛めつけられている」と現在進行形、法律が制定されてこれから没落確定なら「痛めつけられる」という表現になるはず。また、これ以前からヤバそうな事を他人の湯浅も知っているので買い上げ当日というのも考えにくい。)となると、これ以後が妥当でしょう。(下限は上述と同じ)
- 「金魚鉢を買って金魚を飼う」とか「夏の夕方」にという記述から季節は執筆時期と同じ夏にも思えますが、これだけでは確定とは言えないので保留します。--電流丸(会話) 2024年8月22日 (木) 12:26 (UTC)