ノート:重賞
「日本競馬関連の重賞に関する記録」について
[編集]これらの雑多なデータは2008年7月からありますが出典が一切示されておらず、精度の点でも疑問があります。例えば「同一重賞連対数」という表がありますが、クラスターカップで5年連続連対したディバインシルバー[1]が漏れています。
「連続出走連続勝利重賞間の距離の幅」「最初の重賞勝利から最後の重賞勝利までの期間」「重賞勝利馬の勝率」といった、一見して出典が出てきそうもないデータも含まれています。これらのデータが正しいか、また欠落がないかを検証するには全ての重賞優勝馬の成績を1頭ずつ確認しなければなりませんが、これではWikipedia:検証可能性を満たしているとはいえません。
特筆すべき記録であるならば、それぞれの競走馬または競走の項目に書くと良いと思います。しばらく待って改善されないようであれば除去したいと思います。--ぬるぽん(会話) 2012年10月1日 (月) 07:05 (UTC)
- 「最短距離勝利重賞と最長距離勝利重賞の距離の幅」あたり以降は削除してもいいと思います。--零細系統保護協会(会話) 2013年2月28日 (木) 09:37 (UTC)
- ご意見頂きありがとうございます。提案から時間が経っておりますので、ご指定の範囲については合意形成とみなして除去致しました。--ぬるぽん(会話) 2013年3月11日 (月) 08:19 (UTC)
- 「最短距離勝利重賞と最長距離勝利重賞の距離の幅」あたり以降は削除してもいいと思います。--零細系統保護協会(会話) 2013年2月28日 (木) 09:37 (UTC)
- 提案から5か月経過し、出典の追加はなされておりませんが、編集自体が少ないこともありますので、残りのデータの扱いについてはもうしばらく待ちたいと思います。 --ぬるぽん(会話) 2013年3月11日 (月) 08:19 (UTC)
独自研究レベルですが
[編集]個別具体的に、この競走は「重賞」かどうか、っていうのを判定していくのって難しいですよね。今現在のJRAに関して言うと、グレードがついていれば重賞だし、まあ「関屋記念」は「重賞」だよという出典はゴロゴロでるでしょう。しかし「パターンレース」という語義からすると、オープンクラスのレースだってずっと同じ条件でやってれば「パターンレース」といえなくもないですし。 私が悩むのはもっとずっと古い時代のものや地方のもので、これは「重賞」なんだろうか、たとえば「横浜特別」みたいなやつとか「5歳特別」とかは重賞なんだろうかと悩みます。昔は「重賞」ではなく「特別競走」って言っていたんですよね。でもそれだったら「まりも特別」だって特別競走だしね。それと、昔のイギリスの競走馬で勝ち鞍がナントカステークス、ってやつ。メジャーじゃないステークスは正直重賞なんだかそうじゃないのかよくわからない。ファミリーテーブルとかで「重賞」扱いされているものは、出典という形で明確化できるからいいんですが、とにかく公営重賞というやつは(昔のやつね)重賞なのかどうか正直よくわからない、というのがいっぱいあります。--零細系統保護協会(会話) 2013年10月29日 (火) 04:45 (UTC)
「重賞」の語源に関する説明について
[編集]記事冒頭の「解説」の項において、語源について英語のパターンレースから来ている(重要な賞だからではない)という旨の記載がありますが、JRAの解説(現在のもの、2004年頃のもの)を読む限りは「重要な賞だから」という方が語源としてはメインのように思えます。
少なくとも現在の記述は出典がなく、本当かどうか検証が出来ない状態ですので、要出典テンプレートを付けさせていただきました。--crusader(会話) 2023年7月13日 (木) 17:02 (UTC)
- (コメント、とりあえず)これは2006年4月26日に書かれたものですね。これは難しいことになる予感です。
- 少なくとも現在の一般的なイメージとして、日本の「重賞」は、大雑把にいうと「重要な賞」にほぼ同義でしょうね。(佐賀競馬あたりが昨今物議を醸してますけども。)
- 当座の材料として、『競馬百科』から引用しておきます。
重賞競走というのは、特別競走のうちから、さらに出走馬の格が高く、したがって賞金額も多いものを指名したもので、昭和28年からこの名称が正式に用いられるようになった。しかし、戦前の日本競馬会時代においても、「とくに賞金額の高い競走」に対して、漠然と重賞競走という言葉が使われていた。 日本中央競馬会編、『競馬百科』、みんと、昭和51年、p.71
- で、この件の前に、「一般競走と特別競走」という項があり、「いうまでもなくイギリスで生まれた競馬は、その初期の全競走が特別競走であった。その後、一般競走もあらわれて、特別競走が格の高いレースと目されるようになった」などとあります。(ただし、原語がなにかとか、両者がどう違うのか、は解説なし)
- 続けて、日本の最初の競馬である横浜競馬にも「一般」「特別」の区分があり、ここでいう「特別」は、主催者が賞金を提供する競走ではなく、馬主が負担した登録料を入賞馬に付加賞(登録付加賞)として還付する特別登録料(法的根拠がある)云々の解説があります。要は、一般>特別で、特別のなかに「ただの特別競走」と「重賞である特別競走」があるという構造。
- もひとつ引用
日本では、一般に「重賞レース」と呼ばれているレースは、賞金額が高く、毎年同じ条件で行われていることで権威を保っており…(以下略) 山野浩一『名馬の血統』(1970,1977改定2版)p.13
- 「パターンレース」については、例えば『英国競馬事典』(2008)に「パターン・レース」という項があって、英(欧米)発信の「パターンレース」=「ハイクラスの、体系的な、番組計画」的な意味で用いられています。
- 話がややこしいのは、この欧米の1970年頃の「パターンレース」議論から「グレード/グループ」システムが考案され、JRAがその言葉を拝借して独自に「グレード1」とかいい始めて、結果として「G」がつくのが重賞みたいなイメージなってみたり、英語の「ステークスウィナー」という語が日本では「重賞勝ち馬」のような意味で用いられたり(言うまでもなく英国ではG格を与えられない水準の「ステークス」もあって、というか、原義のstakesは単に賞金の原資の制度による分類でしかなかった)。さらに、欧米ではパターンレースの一環をなす「リステッド」が日本では「準重賞」という訳語が定着して「リステッドは重賞じゃない」みたいなイメージになり、そして最近JRAが「リステッド」を公称はじめ・・・というあたりで、原語と日本国内での訳語の応答関係が入り組んじゃっている。そして英国で1960年代以前から「パターンレース」なる語/概念が用いられていたのかわからない。
- もはや与太話ですけど、私は2006年頃にこの「重賞の原義はパターンレース=重ねて賞を云々」をみたときに、その話をどこかで読んだことがあったような気がして納得感を覚えたような気がするんですよね。記憶が嘘かもしれませんけど。
- 「昭和28年以前」の文献とかで語源の情報源がサクッと出てくればいいのですが、難しいようなら、「語源」については触れずに「現代の、日本の、中央競馬では、どうのこうの」とまとめるのが無難かもしれないですね。--柒月例祭(会話) 2023年7月18日 (火) 17:22 (UTC)
- 私の近所の図書館には [日本中央競馬会『新・競馬百科』中央競馬ピーアール・センター、2004年9月16日。] が収蔵されていました。こちらだと「重賞」(p.310) の構成は上で引用された『競馬百科』と同じ感じなのですが、重賞競走について以下の記述がありました。
- 重賞競走という言葉は、「賞金の高い重要な競走」という意味から生まれ、古くから競馬関係者の間で用いられていた。 — 『新・競馬百科』p.310
- これは『競馬百科』よりも一歩踏み込んで「重賞の語源は『重要な競走』だよ」と言っているように見えます。--霧木諒二(会話) 2023年7月29日 (土) 08:14 (UTC)
- 情報 傍証みたいなもの。1960年代の『優駿』では普通に「重賞」と書いてありますね。1983年のJRA『競馬資料』では、英愛仏の全G1-G3を「主要競走」と表現してました。--柒月例祭(会話) 2023年7月29日 (土) 15:02 (UTC)
- 諸々のコメント、ありがとうございます。
- 『競馬百科』および『新・競馬百科』の記載内容に基づくのであれば、「日本における重賞競走とは、賞金が高く重要な競走のことである」としてしまってもよいような気がしますね。両書籍はJRAが編集していることを鑑みれば、「と施行者が定めている」とまで書いてしまっても良いのかも。
- ただ、これと整合性を取るためには、後の方の「日本における「重賞」」の項もふくめて丸ごと修正が必要と思われるので、中々大変なことになりそうです。手の空いたときに改稿案を用意してみようとは思いますが…。--crusader(会話) 2023年8月3日 (木) 13:52 (UTC)
- と書いてから気付きましたが、そもそも「重賞」という言葉自体日本独自の物なので(欧米のパターンレースやグレード/グループ制と1対1対応するものですらない)、「重賞とは日本の競馬において、賞金が高く施行者が重要な賞とみなしている競走のことである」で良さそうです。
- 文中の解説も日本での重賞の解説に絞り、似た概念としてパターンレース・グレード/グループ制があるが別の成り立ちのものである、くらいにしておく感じで。--crusader(会話) 2023年8月3日 (木) 13:59 (UTC)
- 情報 傍証みたいなもの。1960年代の『優駿』では普通に「重賞」と書いてありますね。1983年のJRA『競馬資料』では、英愛仏の全G1-G3を「主要競走」と表現してました。--柒月例祭(会話) 2023年7月29日 (土) 15:02 (UTC)