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ノート:酒株

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酒造石高について

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長い上に改行使うのでとりあえず署名。--koon1600 2006年11月29日 (水) 18:51 (UTC)[返信]

気になったので説明を聞かせていただければと思います。「米一石に対して造られる酒の石高を酒垂れ歩合という」とありますが、この1石はなにを基準とした1石でしょうか?当時の税は基本的に籾米のままとられますから、一般に言われている米の重量である1石=150kg程度としても籾米150kgとなり、玄米にした際に4割程度もかさが減ります。となると、諸白クラスではさらに減りだいたい70~80kg程度(およそ体積は0.5石)の白米から120リットル程度の酒が出来ることになります。これは、酒粕の項にあるとおり、1石180リットルから酒粕の25%差し引いた量とほぼ一致します。そして酒垂れ歩合ともほぼ一致します。つまり酒垂れ歩合とは籾米と清酒生成量の歩合であると、自己解決できます。さて、ここからが問題です。

それでは、酒垂れ歩合はつねに1.00よりも低い値をとるか、いいかえれば消費した米の石高よりも生産される酒の石高がつねに低いか、といえばそれもそうとは限らない。なぜならば、たとえば酒造りには「汲水延ばし(くみみずのばし)」などと表現される技法があり、これは通常の酒造りにおいては米1石に対して水1石を加えていたものを、寛文年間に改良された寒造りなどでは加える水を1.2~1.3石とすることによって、米1石から生酒1石以上が生産され、酒垂れ歩合は1.00以上になるからである。

となっておりますが、これは精米1石につき水1石を加えて、籾米との酒垂れ歩合を計算したものですよね?文からは「精白米1石と水1.3石を使うと酒1石以上が生成される」と読めてしまいます。しかし、これは体積から考えておかしいのは明白です。

また、割合などが乗っている上には「一石の米を使ったからといって一石の酒ができるわけではない。通常は原料米の石高よりも、生産される酒の石高の方が少なくなるし、並酒、片白、諸白、御膳酒と酒質が高級になっていくにつれ、その減量分は大きくなる」となっており、そのあたりと比べると、どうも、これを書いた人は籾米で換算する石高と、精白米と、それによって生み出される酒の量などを混乱させてしまっているのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか?しっかり理解しているにもかかわらず表現方法がいまひとつ悪いのかなとも思いますが・・・それとももしかしたら私が間違っているのかなとも思うので、修正する前に詳しい方にお聞きしたく思います--koon1600 2006年11月29日 (水) 18:51 (UTC)[返信]