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ノート:速度定数

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単位(s-1 に限らない)、「但し」で始まる文(逆反応の有無は、正反応の速度定数や速度式には通常関係ない)など、全体的に不正確です。ええと、どうしましょう?--スのG 2006年6月30日 (金) 16:30 (UTC)(数式は苦手)[返信]

理論については反応速度論のほうが詳しいので、こちらはこのぐらいで良いかと。en:Reaction rate の「例」の節は例としてはあまり良くない気がしたので今のところ訳していません。--Calvero 2006年6月30日 (金) 19:13 (UTC)[返信]


言い出しっぺのくせに、文句ばかりですみません。reaction rate ですと、訳は「反応速度」、reaction rate constant ですと、訳は「反応速度定数」ですね。言われればすぐお気づきと思いますが、訳していただいた文章の前半は、「反応速度」の話で、「定数」の説明ではありません。で、日本語版の「反応速度」を眺めますと、ほぼ物理化学の話になってます(なっているように見えます)。今回訳していただいた「Reaction rate」は、有機、無機化学よりの定性的な話になっており、実は(都合のいいことに)内容は重複していません。ですので、まだ整合性について深くは考えてはおりませんが、今回訳して頂いた稿の「反応速度に影響する因子」を、「反応速度」に移動、統合(「有機反応の速度について」とでも)して、残った部分を少しいじって「速度定数」という項目名に合う形にまとめる、という方向が良いかと思うのですがいかがでしょうか?--スのG 2006年7月1日 (土) 03:48 (UTC)(物理化学と数式は苦手)[返信]

すみません、おもいっきり間違えてました。ご提案に同意いたします。--Calvero 2006年7月1日 (土) 04:07 (UTC)[返信]
一部移動は妥当と考えますが、en版には以下の留意点があります。
  • 温度 - 「10℃あがると反応速度が2倍になる」というのは の式で判るように経験則で、たまたま室温付近で指数関数が2倍になる様な傾斜になる値をがとっているものが多いということです。「反応が発熱的な場合は減速がみられる。」は化学平衡が存在し熱が(活性化エネルギーではなく化学ポテンシャルの)自由エネルギーに影響する場合の事を指していると考えられる。(つまり平衡のズレの問題で反応速度変化の問題ではない)
  • 濃度 - 「反応混合物の濃度が高くなると、衝突の頻度が増す」のは素反応の反応次数が一次の系ではいったい何と衝突するんでしょうねということになるのでアインシュタイン-ボルツマン分布の速度エネルギー分布の問題ではないことがわかります。質量作用の法則を参照のこと。現象は正しいが説明が???です。
  • 圧力 –(正解)
  • 光 –「光…反応の経路に影響を及ぼすこともある。」はウッドワード・ホフマン則を参照といっているので軌道の禁制のことを言っているが反応速度あるいは反応速度定数の問題ですかね?ということで反応経路については蛇足と考えられる。
  • 反応の次数 –「次数は反応速度の主要因である。」というのは、「次数は反応速度定数の主要因である。」と書くべきで、反応速度式の振舞いを決定付ける主要因であるので、反応速度定数と関係が深い。一方、偽1次反応のような扱いをどこで説明すべきかは課題。
  • 触媒 – (正解)
  • 反応物の性質 –「複雑なものである場合、通常は時間がかかるものになる。」これについてはどの化学現象を指しているのか皆目判らない。
  • 表面積 –(正解)書かれていはいないが、高分子の連鎖重合の例も反応点が反応速度に影響する例。
あら金 2006年7月2日 (日) 01:15 (UTC)[返信]
毎回お世話になります。
  • 濃度 - 直感的なうまい説明が思いつきません…「0次反応の場合を除き、通常は反応物の濃度が高ければ反応速度は高くなる。記事 質量作用の法則 に詳しい」で大丈夫でしょうか。
そこまでしなくても、「多くの反応は...」で良いのでは?つまり説明すると複雑多岐すぎるので説明は記述せず「詳しくは記事…」で振るのはどうでしょうか

?あら金 2006年7月4日 (火) 16:24 (UTC)[返信]

  • 光 - 「ウッドワード・ホフマン則を参照」は原文にはなく私が追加しました。確かに反応速度(定数)の変化というより反応そのものが別なものになっている、ので解説としてはご指摘のとおり不適切でした。
  • 反応物の性質 - en:Reaction rate の原文は "If a reaction involves the breaking and reforming of bonds (complex) compared to just the forming of bonds (simple) then it generally takes longer." となっています。実は良くわからなかったので訳していなかった部分がありまして(申し訳ありません)、"The reactants position in the reactivity series also affects reaction rate." という一文がその後に続きます。reactivity series とは金属イオンの反応しやすさの傾向らしいので、この段落全体が錯体化学の話をしていると考えれば、配位子置換などは錯形成反応などに比べて遅いという話でしょうか?
--Calvero 2006年7月3日 (月) 20:58 (UTC)[返信]
経験的には生成系が原系に比べて化学ポテンシャルが大きい反応(つまりギブスの自由エネルギーが大な)ほど、平衡が落ち着くのが早いです。イオン化傾向は酸化還元電位の経験則であり、酸化還元電位はギブスの自由エネルギーと同義です。あら金 2006年7月4日 (火) 16:24 (UTC)[返信]
「reactivity series」という言葉は始めて聞きましたが、どうも、英語版の解説を見てますと、イオン化傾向のことのようです(全くイコールかどうかまでは分かりませんでした)。たしかに金属単体と、水や酸との反応速度はイオン化傾向とある程度相関があるのでしょうけれど、その「The reactants position in ... 」の一文は前後の文からは浮いた記述に見えますし、無視が正解かと思います。--スのG 2006年7月4日 (火) 13:26 (UTC)[返信]


こんな感じの文を項の冒頭に添えればよいかと思うのですが、いかがでしょうか。「この項では、実際の有機反応、無機反応において反応速度に影響を与える要因について、定性的な観点から概説する。以下の解説は絶対的なものではなく、個々の反応の機構により、例外や、全く成り立たない場合もある。」--スのG 2006年7月4日 (火) 13:26 (UTC)[返信]

今回でてきた色々な要因は、我々が実際の反応条件の検討の際に、普段から考えている点であることは間違いないのですが、「定性的」「例外もある」などと書いておりますと、物理化学的な記述との共存は難しいような気もしてきました。「有機化学反応」ぐらいの項目を(現状のリダイレクトではなく)作って、そちらへ移すほうが良いでしょうか。議論を発散させてしまってすみません。何かしっくりと来る方向性があれば。--スのG 2006年7月4日 (火) 13:26 (UTC)[返信]

英語版は余計な事を書き足すことで不正確になっているように思えます。スのG さんのように曲がった枝葉を落とせばよろしいかと考えます。また、物理化学の反応の変化率は素反応や特定の段階の反応について論じますが(つまり速度論)、それ以外の化学ではOver allの変化率を見ています。Over allということは副反応、逆反応、平行(競合)反応の全てコミコミの話です(つまり化学平衡)。Over allの変化率を意図して反応が早い、遅いとは言いますが化学平衡論の用語として反応速度という日本語が適切かどうかは微妙です。(容易類推で使ってしまっているかもしれません。専門家は容易類推で説明が事が足りますが…)ご指摘のように記事化学反応の節として化学反応の速度を決める因子として説明するほうが文章のすわりが良いかもしれません。あら金 2006年7月4日 (火) 16:24 (UTC)[返信]
「反応速度」という言葉は避け、その代わりに「有機反応が進む速さ」ぐらいの言葉を使うことにして、あとはおっしゃるように「化学反応」の節として改稿しながら活かす方向が、確かに良いと思います。不可逆反応で律速段階がはっきりしている反応の場合であれば、律速段階の素反応だけ着目していれば Over all の変化率の時間依存性は類推できますから、有機屋の実用上は多段階反応でも困らないのですが、そのために日常会話の言葉遣いが多少ごっちゃ(素反応とOver allで)になってしまっているのはその通りですね。--スのG 2006年7月4日 (火) 17:36 (UTC)[返信]

ところで、「一部転記」テンプレを二股かけて「化学反応」にも貼ることはOKなのでしょうか? それとも、いったん間をおいて、反応速度との縁談をご破算にしてから、改めて「化学反応」への一部転記を検討する手順に移るべきでしょうか? 「反応の速さ」といっても逃げるわけではないので、ゆっくりやりますか?--スのG 2006年7月4日 (火) 17:36 (UTC)[返信]

テンプレ自体は告知が目的なので二股は禁止ではないと考えます。一方、実際の編集はそれぞれCross Overしないように別々に実施する必要があります。Wikiの著作権管理はGFDLで各筆者の著作権の明示と記録として各記事の履歴が位置づけられます。文書のコピーによって各著作権も全部または一部が複製なり移動なりするので、履歴としてこの記事のこの版から複写・移動したということを時系列で明確する必要があります。つまりCopy(or Cut)1回に対してそれをPasteを複数回すると著作権の権利関係の解釈が曖昧複雑になるので1対1でコピペ、カトペを実施し、それぞれPaste側はとの記事どの版からを要約に明記する必要があります。これはGFDLの著作権記録として履歴を使う為に必要な手続きと考えられています。あら金
手順は Wikipedia:記事の分割と統合#一部転記 にある方法でよろしいでしょうか。改稿の案を考えながら、慎重にやります。--スのG 2006年7月5日 (水) 17:51 (UTC)[返信]
頃合いかと思い、反応速度の項目への一部転記を撤回、改めて化学反応の項目への一部転記を提案いたしました。--スのG 2006年7月11日 (火) 18:11 (UTC)[返信]
化学反応へ一部転記の作業を行いました。あとの作業はそちらで続けます。--スのG 2006年7月20日 (木) 18:52 (UTC)[返信]